こんにちは、アンジーです。
先日の山形帰省。予定の2日前に、東京に帰る予定の「つばさ158」が運休予定となり、とてもオロオロしてしまいました。使い始めて数回目の「えきねっと」。駅員さんにより話が違うという情報錯綜!? チケットをどこで変えたらいいのかが頭が混乱し……
結局は、運休予定になった新幹線が運行されることになったのですが、それまでのあいだのオロオロぶりったら……。
私みたいに旅オンチな方で、おなじように困った方のお役にたつかな?……と思いましたので、ここに、そのオロオロ体験を書いておきますね。
先にひとつお伝えしたいのは、私自身の知識のなさに輪をかけて、JR駅員さんや、JR委託業務の方も、運休の事実を把握されていなかったということです。把握していないということは、代替案もいただけないということで……もともと知識のなかった私はさらにわからなくなり、結果としてたくさんの時間を費やしてしまいました。
今回私が困ったのは、3月14日㈮の「つばさ158」、山形発19時31分で東京着22時24分の、私と娘のリリ2人分の予約についてでした。「えきねっと」で、2月25日㈫にECチケットとして購入しており、すでに私と娘リリのICカード(パスモ)に連携をしていました。
3月10日㈪に運休のお知らせがメールで届いていたのですが、私がそのお知らせに気づいたのは13日㈬の早朝でした。届いていたお知らせメールはこんな感じです。
えー運休かぁ……と、私は、あわてて「▼運休情報」のURLをタップ。するとやはり運休の新幹線として記載されていました。次に「▼運行情報」を確認しました。すると……
何度読んでも、「運行予定なのかな……」としか思えないですよね? 「▼新幹線が運休した際のよくあるご質問」も、一応ザッと読みました。が、いまいちどうすればいいのかがわからなかったです。
果たして、運休予定なのかどうなのか。運休予定なのだとしたら、このチケットを押さえたうえで、運休ではない新幹線チケットを押さえたい。その場合、ICチケット2枚分をパスモに提携させておいて問題ないのか。
運休予定の「つばさ158」が運休ではなくなった場合には「つばさ158」に乗りたいのだが、その場合、どのタイミングで、念のために予約する予定のチケットを手離せばいいのか。運休が本当に運休のままになるとしたら、その「つばさ158」のチケットを「えきねっと」上でキャンセルしなくてもいいのか、しないとダメなのか……。
とにかく、運休予定なんて初体験。「えきねっと」利用超初心者ゆえ、JRさんに聞きたいことが満載でした。
なので、これはもう電話で聞くしかないと思い、ひととおり、ネットで電話番号を調べました。JRの代表電話と最寄り駅、山形駅、山形県の寒河江駅、みどりの窓口、みどりの窓口東北など……
でも……あれなんですね。JRって今は、それぞれの駅に電話がつながらないみたい。なので、JR代表と、最寄りのJR駅は同じ電話番号でした。しかも朝早すぎたから誰も出ない。山形駅と寒河江駅は、代表とは違う電話番号がネットに載っていたので、かけてみました。が、やはり誰も出ない。みどりの窓口の電話番号はありましたが、10時開店だろうからつながらないだろうな……と、かけませんでした。
こんなとき、いてもたってもいられない性分です。ネット音痴なおバカさんゆえ、ほんと、失敗が怖くて仕方ないのです。ちゃんと「このやり方でやればだいじょうぶだよ」という人の話を聞いてから、チケットの変更などを行ないたい……。
そこで、これはもう朝からJRの駅員さんに聞くのがいちばんと思い、まずはでかける準備をしました。その日は、11時からガンの手術後の経過観察のため病院に行かなければいけない日だったのですが、なんとか病院の前に、この問題を解決しておきたい、そうでないと心配で山形にでかけられない……でもすでに大事な予定を組んでいて、行かないとまずい……。
そんなわけで、私はメイクをカンタンに整えると、8時過ぎには家を出て、最寄りのJR駅に向かいました。この時点で、私の気持ちはかなりいらいら状態。本来なら、朝の2~3時間は宝の時間。たくさん仕事が進む時間なのに、なにもできずに運休予定の新幹線のことにかかりっきりでしたから、超不機嫌……。
でも仕方がない。最寄りJR駅に行きました。
すると、改札のところの窓のところ若い女子の駅員さんと、その後ろに男性のベテランふう駅員さん2名。女子駅員さんは、たぶん1年目か2年目くらい……その方が対応してくれることになり、正直、不安でした。こんなややこしいこと、きっとわからないことが多そう……ベテランの駅員さんに対応してほしいと思ったのです。
案の定、私が状況を説明すると、まずは、運休しているかどうかを調べるところからのスタートでした。どうやら私が乗りたいつばさは運休しているとのこと。「運行情報のところをどう見ても、運休とは読めない」と話しましたが、「これは、運行した場合のことが書いてあるページですので」とのことでした。謎だ……でもまあ、そこを突っ込んでも仕方ないので、話を先に進めました。
彼女は、「つばさ158」は運行するかもしれないので、それをお待ちになってはどうでしょうかとおっしゃいます。いえいえ。それでもし再開しないと、こちらに帰ってこれなくなり困る。なので、確実にこちらに戻る方法を知りたいです。と言うと、「たぶん、その場合には電車に乗れます。ぎゅうぎゅう詰めになるかもですが、ぎゅうぎゅう詰めは嫌ですか?」
うーん……「たぶん」て?「ぎゅうぎゅう詰め」って? 「つばさ」は全席指摘なので、立って乗れませんよね……「山形駅と福島間の折り返し運転はしているんです」なるほほど、では私が持っているチケットは運休するかもだから、その場合は、山形から福島までの折り返しの新幹線のチケットを新たに購入すればいいんですよね、福島から東京駅までのチケットも、ほどよい時間帯のを買えるのか?……その場合は……
いろいろ質問をしましたが、女子駅員さんは、ひとつ質問するたびに「少々お待ちください」と奥にひっこんでしまいます。そして、かなり待たされました。おそらくベテラン男性駅員さんに質問をして、情報を得ていたのでしょうけれど、おそらくご自身でもちゃんと理解されていないからでしょう。ひとつひとつの質問へのお返事が曖昧でした。
ああ、これはもう埒があかない……。時間だけが過ぎていく……そう思い、その駅員さんに質問するのはやめました。そして、「ひとまず、今、自分でできることをしよう。えきねっとで別の便を購入しておこう」と思い、そうしました。
新規購入したチケットのキャンセルならすぐ可能でしょうし、自分でもできる。要は、運休予定という「つばさ158」のチケットをどうするかだけを、病院のあとにまたこの駅に来て、そして今度はみどりの窓口で聞けばいいかなと思ってのことでした。とにかく、「足」を確保するのが優先かなと。
そのとき、私が買ったチケットはコチラです。
もともと乗る予定だった「つばさ」のではなく、「はやぶさ」にしました。というか……もともと購入していて運休予定になってしまった「つばさ」の時間に近いのは、「えきねっと」ではこれくらいしか見つけられませんでした。これだと、山形から仙台までは在来線・仙山線で行くことになりますから、乗り換えもあるし、時間がかかります。でも、その時点では、もう誰にも聞くことができませんでしたし、ひとまず、「山形から東京まで確実に乗って帰ってこれる新幹線を押さえておくのが必須と思ったのです。
でももちろん……
これで満足したわけではありませんでした。なんせ、できれば運休予定の「つばさ158」で帰りたい。「えきねっと」での処理方法もよくわからないので、ちゃんと知って処理をしたい。なので、病院が終わるとまっすぐまた、そのJR駅に向かいました。
みどりの窓口は、10人くらい待っていました。これはけっこう待つな…と思い、私は改札前でうろうろしている「JRから業務委託を受けている、みどりの窓口のお手伝いのお兄さん」に声をかけました。いつも、この駅では、こうした男性がうろうろしてくれているので、簡単な質問には答えてもらえてありがたいのです。今回も、まずはその方にうかがい、解決するならそれがいいなと。ダメだったら、みどりの窓口に並ぼうかなと思ったのです。
だけど、お兄さん。私の説明をちゃんと聞こうとしてくれません。なので、そもそもの「▼運休情報」「▼運行情報」の頁の見方を聞こうとスマホで開いたページを見せようとするのですが、私がひとこと、ふたこと話すと口をはさんできて、違うほうに話題がいきます。
なので、再度、説明をしようとするのですが、こちらの疑問点を聞こうとしません。聞かないわけですから、理解もしてもらえません。
でも、なんとか、「運休になってしまって……」ということだけは伝わったようで、するとお兄さん。自信満々で「その運休情報は、もう終わりました、運行予定になりましたよ、ほらねって、私がその朝に観た「▼運行情報」の画面をタブレットで見せてきます。※この頁の上から2番目の画像です。
そこで私は「これは、今朝の時点で私も見ました。でも運休なんです」と言うのですが、「それは今朝の時点。もう運行予定になったんです」と考えを変えない。
いえ、違うんです。彼が「昼の段階で」というのは、どこから得た情報? 彼が指している当該頁自体が、運行予定を示す頁ではないのです。運行したらこういう条件で運行しますよという、わけのわからない頁なんです。
……でも。それをソフトな言い回しで伝えてみましたが、ガンとして聞かない。これじゃ埒があかないなあと思いながら「でも、運休予定のままだと、ココの駅員さんから聞いたんですよ。そのときに、私はこの画面を駅員さんに見てもらったのです」と、なんとか説明をしました。
すると、おしゃべりお兄さん。やっと「自分がミスしてるかも」と思ったのか、ハッとした表情になり、駅員さんに聞きに行きました。そして言いました。「運休予定ですね……」と。
ふー……疲れた。私は、これ以上、この方にアドバイスをしてもらっても無駄かも……と思い、おだやかに「ありがとうございました」とだけ伝え、隣のみどりの窓口に駆け込みました。
ここでも若い女子さんが対応してくれたのですが、ここの方はテキパキと機転のきく方で、気持ちよかったです。ただ、運休情報を正確にはつかんでいらっしゃらなかったため、なかなか代替案まではたどり着きませんでした。
その彼女は、まず、運休予定の「つばさ158」が動くかどうかは、いつはっきりするかはわからない。なので、私が先に購入していた仙台から東京へのはやぶさを「押さえ」で持っていれば安心。ただし、どうしてもつばさがいいなら、23時頃に東京駅着のものならあると……うーむ、迷ったけど、あまりに遅いのでやめました。
そして、私が、山形と福島間の「折り返し運転のつばさ」のチケットを買えないのか。それに乗り、福島からほどよい乗り換えで東京駅まで行けないのか。その場合、運休予定のつばさの山形から福島までの金額を充当はできないのか、その場合「えきねっと」ではどんなふうに処理すればいいのか……などと質問をしました。
そして、これらの質問にすぐこたえられなかった女子さんは、「少々お待ちください」と、後ろにひっこみました。おそらくベテラン男性社員さんに聞いてきたようで、私がいちばん望んでいた解決案が、ようやく提示されたのです。
なんと、運休する運休すると言われていた「つばさ158」ですが、そもそも山形から福島までは運休扱いになっておらず。福島から東京までが運休になっているとのことでした。
え、そうなの?……びっくりです。
なので、元のチケットで福島まではOK。が、運休の場合は福島駅でつばさとやまびこの連携が外れてしまいますので、やまびこのほうに乗り換えてくれれば、元のチケットと、これからここで発行するやまびこのチケット(無料)にて東京まで帰られるよ、ということでした。
え。そんな簡単なこと? それなら、どうしてもっと早く、誰もそのことを教えてくれなかったの?
追加で説明しますと、山形から東京までの新幹線つばさは、「やまびこ」と連結して走っているんですよね。そして今回の「つばさ158運休かも」については、福島駅でつばさだけさよなら、やまびこだけが東京駅まで走るという意味の運休予定だったらしいんです。※伝わってますか?
へー……知らなんだ。そんな話、朝のJR駅員さんも、改札駅近くの話をきかないお兄さんも、誰も教えてくれなかった。「えきねっと」からのメールにもなかったし、関係ありそうな頁をいろいろタップしても、情報を見つけられなかった。
みどりの窓口で、それを私に伝えてくれた女子さんも「そうみたいなんです……」と。なので、超遅いつばさに乗るというより、こちらのほうがいいのかもという話になり、結局、チケットはこれを用意することにしました。
それと同時に、押さえで予約していた仙台から東京までの「はやぶさ」も、その場で女子さんがキャンセルしてくれたので、「えきねっと」を自分でいじる必要はありませんでした。
なんとも……ものすごく疲れたチケット変更手続き。そして当日の朝。山形駅にいた私は、念のため、山形駅のみどりの窓口で尋ねると、運休予定だったつばさ158は運行予定となりました、と。つまり、私があちこち調べたり、時間をかけてチケット変更手続きをしたわけですが、なにもしなくてもよかったわけで……。
無事に、福島から連携のやまびこに乗り換えることもなく、東京まで帰ってきたのでした。
それにしても、わかりにくい「えきねっと」。はやぶさをキャンセルしたのに「キャンセルしました」メールはこないし、運休予定のつばさ158が走ることになったこともメールは来なかった。
そもそも、運休のおしらせなんて来たら「ぜんぶダメかー」と思うじゃないですか? 直通のチケットを予約していたわけですから。だけど運休は福島から東京までだったって……それ……いちばん最初の運休のお知らせに書いてほしいと思いました。
それと、最後のみどりの窓口の女子さんは一生懸命だったからよし、その向こうにいたはずのベテラン男性駅員さん……もっと推測して代替案を先にくれてもよかったんじゃないでしょうか? そもそも、テレビでもニュースになっていたくらいの「つばさ問題」だったわけですから、お客の困りっぷりくらいは想像できなかったのでしょうか。
もちろん。私がぜんぶを把握していたら、こんなことにはならなかったのでしょう。だけど、素人の私からの質問に対して、これほど、「いちばん便利でスムースな案」を出し惜しみしなくてもよかったのではないでしょうか?
そんな、てんてこまいだった運休トラブル……結局は自分で考えるしかなかったよってことをみなさんにちゃんとお伝えしたくて、がんばって説明してみましたが、うまく伝わりましたでしょうか?
うまく伝わっていたらうれしいです。そして、今後、「つばさ運休」なんてときのご参考にしてもらえたらうれしいです。
あ。余談かもですが、最初に「押さえ」としていた仙台から東京までの「はやぶさ」で帰ろうとしていたとしたら……帰って来れなくなっていました。なぜなら、山形から仙台までの仙山線が、強風で運休になってしまっていたからです💦
ああ、疲れた。本当に疲れた(笑) 運休いろいろ、JRいろいろ、旅行いろいろですね。こういう経験をすると、どんなことがあっても機転をきかせて行動できる人間に、一歩近づけた気がします。まあ……一歩だけですけどね……(笑)
それでは、また。アンジーでした。
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