こんにちは、アンジーこと安藤房子です。
テレビをつけると、「タウンページ」がなくなるというニュース。そっかぁ、もううちにもないもんね。使わなくなったしね……と思いながらも、やっぱり思い出すのは「レディースタウンページ」というA4版の情報誌です。
今朝のテレビで見た「タウンページ」は、昔と比べてかなり薄くなっていましたが、「レディースタウンページ」はあれくらいの薄さでした。
なんでそんな話をするかというと、フリーライターとして独立した頃、ものすごくたくさんの仕事をさせていただいた冊子だからなのです。芸能人インタビュー、PR広告頁、そしてなんといっても印象に残っているのは……
心理学者の富田隆先生の連載を担当させていただいたことです。
あの頃、私は作詞家になる夢を半ばあきらめて、でも出版の世界にも憧れていて、いわゆるフリーライターの仕事をしていました。お仕事をいただいていた制作会社さまが、たまたま私を富田先生の取材担当にしてくださり、やったー!と喜んだのを今でも覚えています。
富田先生のお話は、いつも、とても貴重でした。先生のようにアンアンの恋愛特集やテレビでコメントする人になりたい、恋愛の本を出版したいと思って頑張った記憶があります。
当時は、そんなことを先生にお話ししたこともなく……今年の春にひょんなことで再会できたのですが、そのときににお伝えしたら、ニコニコと聞いてくださいました。出会いは宝物ですね。なによりの宝物だと思います。ご縁を大切にしながら、自分の世界をすこしずつでもカタチにしていけたらと思う毎日です。
富田先生のご著書ももちろん素晴らしいのですが、メルマガ「富田隆のお気楽心理学」もおすすめです。面白く心理学とその周辺を学べますし、新しい価値観に出会えます。そしてその文章がとても美しくて、ああ……私には到底書けない世界です。
「タウンページ」のニュースを見て、どうしても「レディースタウンページ」の話を書きたくなったのでした。ちなみに、「レディースタウンページ」はまだあるのかな、おそらくないだろうけれど……と思って検索したところ、一件もヒットしませんでした。いつなくなったのでしょうね……あの頃の制作会社さまは……
走馬灯はこれくらいにして仕事に戻ります。
また、書きに来ますね。
アンジーでした。