vol.51浮気のルール

浮気なんかしない。
そう思いながらも、
ついついしちゃったときは、
彼への罪悪感で、
胸がいっぱいになる。

罪悪感のあまり、
彼に浮気のことを、
ぜんぶを話したくなる。

だけど

話してしまったら、
ふたりの関係が壊れてしまう。
彼も傷ついてしまう。

だから

彼とつきあい続けたいなら、
浮気のことは秘密にしてみる。
そっとそっと、
胸の奥にしまっておく。

・ ・ ・ ・ ・ ・

前号でお伝えしましたように、浮気をしたくなるのは「現在の恋への欲求不満」が原因です。この欲求不満は、恋愛関係のさまざまなシーンであらわれてきます。

たとえば、彼からの電話やメールがグンと減ってきたとき。彼がちょっとおざなりなセックスをしたとき。恋愛関係がとても安定していて、なにかモノたりないとき。悩みをちっとも聞いてもらえないとき…。

こんな理由のほかに、
「単に男が好き」
という理由で浮気をする女の人も。つまり、日常のいろんなシーンに、「浮気のモト」は潜んでいるわけです。

さて、浮気をしてしまったとき。あなたは、彼に、浮気を報告しますか?なぜこんなことをうかがうかというと、みなさんから、
「浮気をしたことを彼に隠しているのが苦しくて仕方ない。ぜんぶ彼に話して許してもらいたい」
という相談をいただくことが多いからなのです。

彼に浮気を報告したい理由の多くは、
「彼に対しては正直な自分でありたい」
というものです。

でも、本当に、それだけが理由でしょうか。どこかに、
「浮気をしたという罪悪感をひとりでは抱えきれないから話したい」
という気持ちはないでしょうか。

私は、「浮気告白」のご相談には、
「彼には話さない方がいいのではないですか?」
と、お答えしています。

もちろん例外もあります。
でも、彼とつきあい続けたいという場合には、浮気のことを彼に話さない方が、ふたりの恋愛関係がスムースに進展すると思うのです。

なぜなら、自分の彼女の浮気の話を聞いて、ハッピーな気持ちになる男の人はほとんどいないからです。
逆に、嫉妬と怒りで別れを切り出す男の人も多いですし、彼女を許しておつきあいを続けたとしても、心の中にしこりが残ってしまい、
「もう彼女を心から信用はできない」
と思ってしまうケースも多いのです。

あなたが、彼に浮気の話をして許してもらったとき、ハッピーになるのは、あなただけ。
「彼には正直な自分でありたい」
というあなたの気持ちは満たされますが、今度は彼が苦しむことになるのです。

こうして考えてみると、
「浮気を彼に話して許して欲しい」
というのは、ちょっと欲張りという気がしませんか?

浮気をするのは、自分の意思です。そして、
「彼を裏切っている」
という事実があるからこそ、余計スリリングでワクワクしたはず。スリリングな恋を楽しんだのなら、その恋のすべてを、ちゃんと自分でひきうける覚悟が必要なのではないでしょうか。

浮気は、秘密にしておく。

それが、彼に対するやさしさであり、愛情表現であり、浮気のルールだと思います。彼のことを本当に好きなら、彼を傷つけないための嘘は必要なのかもしれません。

浮気をしたことの罪悪感で胸が苦しくなったら、彼に話すのではなく、親しい友達に話してみてください。きっと、気持ちがラクになります。ただし、話す相手を選ぶときには充分に注意してくださいね。秘密をすぐに話してしまうおしゃべりな友達に相談することはさけましょうね。

🌸 🌸 🌸

※このコラムは、2004年頃に10000読者さまに配信していた「恋マガジン」の内容をほぼそのまま掲載しています。

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