こんにちは。アンジーこと安藤房子です。
年末過ぎます~(笑)
スーパーにはお正月の食材やお惣菜がいっぱいですね。ついあれこれ買いたくなりますが、なるべく決めたものだけにしています。あ、でも昨日はタコを買いました。いつも行かないスーパーに行ったらおいしそうで。
それでは今日も社交ダンスシリーズの続き。ココは日記コーナーなんだけど、ふと思いついたので、忘れないうちに記録中です。
▼友達より社交ダンス優先、お正月も自宅自主練づくしだったあの頃
……ところで社交ダンス。ふと思い返せば、社交ダンスを習っていた頃は、年末であれお正月であれ、毎日自宅自主練をしていました。実家に帰省しても、起きたらストレッチ、合間に筋トレや姿勢の取り方と立ち方の練習……。
飲み会に誘われてもダンス・レッスンのある日ならお断りするのは当たり前、レッスンのない日でも、十分に自主トレタイムをとるのが大前提。なにがなんでもダンス優先で、家族からも笑われていました。
私はとても不器用なくせに、猪突猛進タイプなんですよね。なので「やる」と決めたら「ガルル~……」と猛獣のように目標に向かってしまうのです。
▼社交ダンスは不器用な人のほうが伸びる!?
そんな私に、鬼コーチのH夫さんは「不器用な人のほうが伸びるんですよね」と言ったことがありました。
器用な人は、すぐにできてしまうから飽きてしまい、努力をしなくなってしまう。だけど不器用な人は、できないからこそ練習に没頭する……そういうケースのほうが多いのだそうです。
でもねぇ……器用で努力をする人には勝てないんだよね……
そう思いますし、私には器用な人がほんとうにうらやましかった。いるんですよね、ほんとうに器用な人って。ダンスを一度観たら映像としてパッと把握してパッとできちゃう人って、いるんですよね。
そういう人を何人も見てきたし、そのたびに「才能があるってうらやましいなかぁ」と思ったものです。こういう器用さについては、努力したところであまり身につかないんです・。
だけど私は、いつも、なにをしても「才能がない」。10代の頃まではそんな自分が悲しくて仕方なかったけれど、大学を卒業したころから、私は変わったんだと思います。
▼猪突猛進な練習癖は大学卒業後の転職がきっかけ
あれは、大学を卒業してすぐの頃です。マスコミの道……書く仕事をしたいという私の願望は、不完全燃焼のまま終わり、不動産情報会社の総務部庶務課で働きはじめました。
毎日、植木に水をあげたり、フロアの人たちのお弁当の注文を取ったりしながら、「ずっとこのままはいや」と強く思いました。
ほんとうは、出版社に就職したい。だけど、目標への到達方法がわからない。広告の世界なら転職できそうな気がして、当時とても有名だった「宣伝会議」のコピーライター養成講座を受講しました。今もこの講座はあるようです。
とにかく、広告かなにかマスコミ系のどこかには転職したい。毎日のオフィス勤務以外は「書くこと」だけを考えていたい。……なので、会社の飲み会はあまり参加せず。同期の子たちからは「安藤はそうだから」と理解してもらえていた気がします。おそらく、「人と交わることをしない変わり者」と思われていたのです……。
▼才能がないなら人一倍やるしかなかったのは執筆もダンスも同じ
宣伝会議のコピーライター養成講座のゼミでは、大御所のクリエイティブディレクターの竹内基臣さんにお世話になりました。講座のたびに、なにかしらの課題が出ていました。「次はこの商品についての広告を考えてきて」というような課題です。
私は課題を考えるのが楽しくて仕方なくて、次の講座までのあいだ「ああでもない、こうでもない」と、頭の中でぐるぐる考えたものでした。そして毎回、4つや5つの広告案を作っていきました。
まわりの人たちは違いました。せいぜい1つか2つ。課題を提出していない人もいたかと思います。そんな中、竹内さんから「房子はコピーはうまくないしセンスないけど、毎回これだけやるんだから見込みはある」なんて言われたこともありました。
うれしかったです。はじめて、人から「書くこと」について認めてもらえたと感じた瞬間でした。才能のない自分にできるのは、人一倍チャレンジすることしかなかったんですよね。執筆も社交ダンスも、なにをしても私はそうでした。
これって多分、性分なのかもしれませんね。やることが苦ではないし、むしろ、やる時間がなくなるほうが苦。誰かと遊びに行くよりも「これ」をしていたい……目の前にある「これ」こそが、いつも私の遊びなのかもしれません。大学を卒業してから、本来の私の性分がムクムクと動き出したような気がします。
▼前のめりにがんばらない「サラッとかっこいい人」になりたいけれど
その後、ある広告制作会社に無事にコピーライターとして転職。その後も私の猪突猛進は続きました。
たまたま残業当たり前の時代の徹夜当たり前の会社でしたので、もう……毎日何時間働いたかわからないくらいです。これについては自分の願望というよりも会社の体質だったのと、ほんとうに書きたいことを書いていたわけではなかったので「自分で選んだ」とは言いがたい部分もありますが、それにしてもよく働きました。
広告の仕事と並行して、いつかは作詞家やフリーライターになりたくて、日本脚本家連盟主催の作詞教室や脚本家教室などにも足しげく通いました。こちらも課題、課題、課題……。必ず課題は提出していたと思います。
その後、広告制作会社を退職してフリーライターになってからも、ずっとそうだった気がするんですよね……とにかく猪突猛進。
ほんとうは、あまり前のめりにがんばらない「サラッとかっこいい人」になりたくて憧れ続けていたし、今も憧れるんですけれどね。せめて人前では鼻息荒いところは見せたくないなぁ……なんて思ったりして。
▼練習すると自然と疑問がわいてくる
でも、性分なのでしょうね。社交ダンスのときも、ほんとうに、練習をするしかなかった……。
練習をすると、自然と疑問がわいてくるんですよね。「このときに右足のつま先には何割くらい体重が乗っているんだろう」とか、「こっちのつま先はどっちの方向に向くんだろう」とか。
それらの疑問点を、次のレッスンで鬼コーチに確認、そしてまた自主トレ……しまいには、ひとりで地区センターを予約してまで練習していました。こうした地区センターでは、広い場所でしかできない「踊る練習」もしました。
といっても私には相手がいないのでね。「ひとり」でポーズをとりながらの踊る練習でしたが。こうした練習を「シャドウで踊る」と言うのですが、私の練習のほとんどは、まさに「シャドウ」レッスンでした。
なかなか相手が見つからない。ときどき「あーあ……いつになったら競技会に出られるのかな」と泣きたくなることもありましたが、めげなかった。ほんとめげなかった。なぜなら、「私はアマチュアA級選手になる」と決めていたからです。(思いこみコワ…(笑))
いえ、めげることもありました。めげても続けられたのは、自分は社交ダンスを上達できる場所にいるという実感があったからだと思います。練習をするモチベーションだけはなんとか続けることができたのです。
▼スキルが伸びてきたときに先輩女性ダンサーから言われた嫌味
ただ、そんな自分の猪突猛進な練習については、なるべくサークルのみんなにはバレないようにしていたんですよね。がんばってますアピールみたいに見えてもカッコ悪い気がしたし、競技ではなく趣味で楽しんでいる仲間もいらっしゃいましたし。
でも……鼻息の荒さって、自然とバレていくんですよね。私が疑問点を鬼コーチに質問するたびに「なんでそんなことを疑問に思うの?」と仲間たちから言われることが増えていき……どんどん鼻息の荒さはバレていきました。
そして、ある日のこと。サークルのある先輩女性から言われたことがあります。
「そんなにひとりで練習したって上達しないよ。相手いないでしょ? 相手と踊らないと上達しないから」
びっくりしました。普段はにっこりやさしい表情の方なのですが、そのときはとてもイジワルな表情をしていたのです。
そしてちょうどその頃。私はけっこうダンスが上達しはじめていました。
人には伸びる時期というのがあるのでしょう。自分でも、「あ、最近伸びてる」と感じていた時期の、先輩女性のコワい目つき……ああ、なんか嫌な空気だなあと思いました。
▼不器用でも自主練したから先輩とのスキルの差が縮まった、でも……
その方は鋭い感性を持つ人で、どちらかというと器用なタイプ。そして自主練をまったくしない人でした。それに対して、不器用で下手くそだけれど、自主練だけは鬼のようにしていた私。自分で言うのもなんですが、だんだんその方と自分の実力が近づいてきているのを感じていました。
だけど、ふりかえってみても思います。不器用より器用なほうがいい。私は人一倍不器用だから、人一倍練習をするしかありませんでした。そして、練習は人を裏切らない……最終的にはなんとかC級レベルのノービス戦という競技会に出られたのは、やっぱり自主練のおかげという部分も大きいのかなと思っています。
当時の経験をもとに、私は現在、自己肯定感をあげるストレッチや姿勢改善、呼吸法やウォーキングの指導もしています。こうしたレッスンをふくめたカウンセリングで元気になられる方がとても多いです。いわゆる「普通の心理相談」と同じくらい人気のあるメニューです。
ときどき、ウォーキングレッスンや姿勢改善セミナーなども行なっています。興味のあるか方は公式LINEからご連絡くださいね。少人数のワークショップも可能です(^_-)-☆
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それではまた。アンジーでした。

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子宮筋腫、切迫流産、高齢出産、臍帯(さいたい・へその緒)脱出でおぎゃーと泣かずに産まれてすぐに保育器へ。退院後すぐに毎日15時間働き続けた私からの心理学的育児本。働くママさんにメッセージを送りたくて書きました。ぜひ。
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※日記は、日々の出来事や日々感じたことのなかで印象的だったこと、お伝えしたいことを書いています。起きたことのすべてを書いているわけではありません。
※執筆やメディア出演の仕事については日記に記載することもあります。日々のカウンセリングの仕事については守秘義務の観点から基本的に書いておりません。


















