彼をほんとうに好きなのか
さびしいから
誰かと一緒にいたいだけなのか
どちらだか
わからなくなるときがある
そんなときは
自分が別の男の人といるところを
想像してみる
彼以外の人とでも
楽しくできそうかどうか
想像してみる
もしも
ほかの誰でもなく
今の彼と話せばホッとするなら
ほかの誰でもなく
今の彼と話せば楽しいなら
まだ別れるときではないのかもしれない
もしも
今の彼との関係に不満があれば
すこしずつ
うまく
不満を伝えてみる
ぜんぶの不満を一度に解消しようとしない
すこしずつ
すこしずつ
・ ・ ・ ・ ・ ・
▼彼を心から好きなのに別れたいあなたへ

前回は、「別れたいのに別れられない、という心理の裏側には大きく3つの理由がある」というお話をしました。
ひとつは、別れたいというのは、彼を好きという気持ちの裏返しの場合。もうひとつは、ひとりになるのが寂しいだけという場合。そして、自分はいい人でいたいから、恋人をフルなんていう罪なことはできないと思ってしまう場合、の3つの理由です。
そして、どの理由の人も、「別れたいのに別れられない」という悩みを解消するためには、自分の気持ちをじっくりと見つめなおす必要があるのではないかというお話をいたしました。
では、自分は3つのうちのどのタイプなのか。どうやって自分の気持ちを見つめなおせばいいのか……。今日は、「彼を好きという気持ちの裏返しで、彼と別れたいと思っている」タイプの人について、お話ししたいと思います。
もちろん、前回お伝えしましたように、「私はどのタイプ?」と、ハッキリとわけることはとても難しいもの。今日お話しすることは、おおよその目安というくらいに考えてくださいね。
▼彼を好きなのにすれ違ってばかり
彼と別れたいと思っていながらも、彼からの連絡がないと寂しくて仕方がない、ほかの誰とも話さなくても、その彼と話さないと、いてもたってもいられない……。
そんな人は、このタイプの人です。
本当は、彼のことが好き。でも、彼が最近やさしくしてくれないとか、メールが少ないとか、そういうことを気にやんでいるうちに、だんだん、彼との関係を変えるほうがいいのではないかと悩むようになってしまうわけです。
▼恋愛のすれ違いのいちばんの原因は!?

では、なぜそうなってしまったかというと、一番の理由は、彼とのコミュニケーション不足です。
これまで、お互いの不満を素直に話し合う機会がなかったか、話し合ったとしても、進展のないまま今日まできてしまったか。いずれにしても、お互いがお互いを理解するための手順を放棄してしまったのではないでしょうか。
おそらく、最初のうちは、ちょっとしたすれ違いだったのでしょう。彼に対して何か不満があっても「私が我慢すればいいんだ」と自分に言い聞かせたり。
彼に話しても、彼はまったく聞く耳を持ってくれなくて、次第に自分の思いを伝えるのが嫌になってしまったり……。
そんなことが何度も重なるうちに、「うーん、思っていた付き合い方と違うなあ」という、もやもやとした気持ちがつのってしまい、「も~別れちゃえ」という気持ちが起きてしまったのではないでしょうか。
▼別れたら後悔しそう?

もちろん、本当に彼のことを好きではなくなったのなら、別れて次のステップに進めばいいだけです。だけど、そうではないから悩んでいる……。そして、このような悩みを持ちながら別れてしまった人には、後悔する人がとても多いのです。
別れてはじめて「やっぱり、彼は私にとって一番大切な人だったのだ」と思うようになる。そして、もう一度彼に連絡をとってみる。でも、時すでに遅し……。
そうならないためにも、このタイプの人は、まずは、彼への不満をどんどん紙に書き出してみましょう。そして、その不満を、彼にうまく伝えていきましょう。別れるのは、それをやってみてからでも遅くはありません。
▼恋愛成就の秘訣は、願いのぜんぶをかなえようとしないこと
自分の思いを彼に伝えるときに注意したいのは、思いのすべてをかなえようとしないことです。「私には私」の「彼には彼」の価値観というものがあります。彼の価値観も大切にしながら、ほんの少しずつ自分の要望を伝えていけばいいわけです。
たとえば、不満が10個あるとしたら、まずはその不満の中に優先順位をつけてみる。そして、すべての不満を一度に話すのではなく、優先順位の高いものから、ひとつずつ伝えていく。
たとえば、「もっと彼と会いたい」ということが、あなたの一番の不満だとしますよね。2番目の不満が「もっといろんな場所でデートしたい」だとします。そのときは、まずは「もっと会いたい」という不満だけを彼に伝えてみるのです。そのほうが、断然、彼に願いをかなえてもらいやすいのです。
人間って不思議なもので、たくさんの要求を一度にされてしまいますと、どの要求も受け入れたくなくなってしまいます。ところが、たったひとつのお願いごとなら、「よし、聞いてあげようかな」と、素直に思えるものなのです。お願いごとは、少しずつしていくほうがいいのです。
▼ひとつの不満のすべてを一度に解消しようとしない

それからもうひとつ。ひとつの不満のすべてを一度に解消したいと思わないことも大切です。
たとえば、あなたは、彼と毎日会いたいとしますよね。しかし、彼は2週間に1度しか会ってくれない……。こんなときには、毎日会うことを最初からお願いするのではなく、たとえば週に1度くらいは会えるようにしてもらうとか、多少の譲歩をしてみるということです。
譲歩したお願いごとを彼がやってくれるようになったら、すこしずつすこしずつお願いごとを増やしていけばいいのです。そのほうが、彼からの愛情を失わずに、自分の思いをある程度達成していけるのです。
もしも、そこまでやっても彼が耳を貸してくれず、あなたの悩みがちっとも解消しないとしたら……。そのときは別れるときなのかもしれません。
そして、もしもおひとりでは悩みを解消できずにいらっしゃるなら、どうぞ私に連絡してみてくださいね。あなたに合う解決方法を一緒に考えていきましょう。
執筆やメディア出演のご依頼も、お気軽にどうぞ。みなさまの、しあわせのお手伝いができたらうれしいです。
それでは、また。アンジーでした。
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