デートの場所を決めるのは
いつも私
今度いつ会おうかって聞くのも
いつも私
電話やメールをするのも
いつも私
彼からは なかなか
アクションを起こしてくれない
もっとぐいぐい
ひっぱってほしいのに
もっとなんでも
決めて進めてほしいのに
だけど
最初のうちは
仕方ないのかもしれない
だって
彼にだって
人にたよりたい気持ちが
あるのかもしれないから
男の人にだって
そういう気持ちが
あったっておかしくないのだから
・ ・ ・ ・ ・ ・
▼年下の彼ブームを作ったのは木村拓哉だった!?
年下の彼とつきあう女性が、うんと増えてきたように思います。これは、マスメディアの影響もあるのかもしれませんね。
ずいぶん前のことですが、2000年前後には「年下の彼とつきあう」ということだけでとても話題になっていたんですよね。ベッカムとビクトリア、木村拓哉と工藤静香……などの情報が流れ、年下の彼をテーマにしたドラマや雑誌特集が組まれていました。
そんなことも今は昔。もう私たちは「年下の彼」とつきあうことに対してまったく抵抗がなくなってきたのかもしれません。
また、最近は女性がどんどん社会で活躍する時代。男性をペットのようにかわいがる女性が増えてきたとも言えます。そういえば……そんなドラマもあったっけ(笑)
美しくて、かわいらしくて、なんでも言うことを聞いてくれる…そういう男性を求めたところ、自然に年下の男性に落ち着いたという女性もけっこう多いようです。
その一方で、年下の男性との恋愛ならではのお悩みも、よくいただきます。「デートをしても彼がちっともリードしてくれない」などのお悩みです。
▼年下の彼はマザー・コンプレックス!?
しかし、年下の彼が女性をリードをしてくれないのは、心理学的には当然のこと。なぜなら、年上の女性を好きになる男性は、全面的に自分のことを支えてほしいという願望が強いからです。
つまり、年上の女性とつきあう男性には、マザー・コンプレックスの男性が多いのです。
「自分で恋人をリードしていきたい」という願望の強い男性は、最初から、リードしやすい相手を選びます。リードしやすい相手とは、収入や学歴や社会的地位が自分より低い相手、才能が自分よりない相手、人生の後輩などです。
つまり、女性をリードしていくタイプの男性は最初から年下の女性を選びがちなのです。
一方、年上の女性を選ぶ男性は、まったく考え方が違います。収入や学歴、社会的地位の高い相手、人生の先輩である年上の女性の「包みこんで守ってくれるような愛」を望んでいる場合が圧倒的に多いのです。
▼年下の彼の価値観は「教育ママ」によって作られる
こうした「年下の彼」の考え方は、小さい頃からすこしずつ形成されてきたと考えられます。また、彼の母親は、強烈な教育ママであるなど、自分の意のままに息子を育てたいという気持ちの強い女性である可能性が高いといえます。
強烈な教育ママに育てられますと、子供は、どんなに勉強が嫌いでも勉強せざるを得なくなります。母親を怒らせないために、母親にほめてもらえるようにと、自分が嫌いな勉強にも一生懸命精を出すようになるのです。
そして実際、彼が一生懸命に勉強をすると、母親は「よくがんばったわね」とほめてくれるなど愛情を注いでくれます。
このように、なにかをがんばったときにもらえる愛情のことを心理学では条件付きの愛情と言います。
しかし、人間が本当にほしい愛情とは、無条件の愛情です。ですから、教育ママに育てられた男性は、無意識のうちに無条件の愛情を得られないつらさを感じ、ストレスをためこんでしまいます。
つらさを感じながらも、母親から指示されないと何もできない受身の人間に育ちがちです。
受身の人間に育った彼は、日々のことを自分で決断して行動することが苦手です。母親からもらえなかった無償の愛情を求めて、年上の女性にたよるようになるのです。
以上が、年上の女性を好きになる一般的なケースです。
▼年下の彼にリードしてもらうには
つまり、年下の彼があなたに求めているものは、なんの条件もない、無償の愛情なのです。もともとがそういう男性なのですから、急になんでもかんでもリードするような男性には変わってはくれません。
まずは、あなたの大きな愛情で彼の心を包み込んであげてください。彼の話すことを否定せず、肯定してみてください。あなた自身の「ああしてほしい、こうしてほしい」というお願いごとはひかえてみてください。
そして、彼がリードしたくなるように、ちょっと工夫をしてみましょう。
たとえばデートの予定をたてるときは、まずはあなたが、3タイプのデートコースを考えてみる。そのデート案を彼に話してみて、彼の率直な意見を聞いてみる。そして、彼の意見を尊重したデートをしてみる。
そうやってちょっとずつ、彼が自分の意見を言いやすい環境を作ってあげることが、まずは必要だと思うのです。
あなたの提案に対して、彼がいつも意見を言えるようになったら、「今度のデートでは、あなたが好きな場所に連れて行ってほしいな」などとお願いをしてみましょう。きっと彼は、自然にあなたをリードしてくれるようになると思いますよ。
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