vol.41恋の責任

不満を残したまま、
恋が終わったとき。
そんなときは、
自分を正当化するために、
相手のせいにしたくなる。
「あの人のせい」。
そう思うことで、
すこし楽になれたりする。

すこしならいいけど、
それがいきすぎると危険。
相手を攻撃したくなる。
そうなる前に、
もういちどよく考えてみる。
この恋がだめになった責任は、
誰にあるんだろうって。

恋はひとりじゃできない。
相手と私でしてきたこと。
そして、
相手と恋するって決めたのは、
私自身だったはず。
たとえその恋が、
自分の理想とは
違っていたとしても。

恋の、
経過と結果の責任は、
ふたりにある。
だから、
相手に責任をおしつけない。
自分の責任だと悩まない。
たまたまふたりは離れただけ。
仕方のないことと諦めて、
次の恋を探してみる。

・ ・ ・ ・ ・ ・

ひとつの恋が終わったとき。できれば、
「あの人とつきあってよかったな」
って思いたいですよね?
だけど中には、別れた彼を攻撃してしまう女の人もいるようです。
山崎拓幹事長の元愛人がそうですよね。
先日、その元愛人の記者会見を見てびっくり。彼女は、山崎氏との関係と、山崎氏の性的嗜好を綴ったを暴露本を出版。記者会見会場には、ふたりの会話を録音したテープまで持参しているんですもの。
そして、「私は彼の性の奴隷だったのでは」という発言をしている…。

私、この記者会見を見ていて、怒りがこみあげてきたのです。
「あなたもセックス、楽しんだんじゃないの?」
「どうして元恋人が困るようなことをしてるの?」
って。
私には、彼女が、自分の恋(セックス含む)の経過と結末を、男のせいにしているようにしか見えなかったのです。彼女の思考回路は、たぶん、彼に呼ばれていつも会っていた → そして私は不幸になっちゃったの → この責任どうとってくれるの? → あなたも不幸になりなさい!

…というものだったのではないでしょうか。

元愛人によれば、彼女が妊娠したときに、山崎氏が「中絶してくれ」と言ったそうです。それが本当だとしたら、山崎氏も無責任な男だなぁ…と思います。
でも、その山崎氏とセックスしていたのは彼女ですよね。むりやり犯されていたのでしょうか? そうでなければ、ふたりは“お互いさま”ではないでしょうか。なのに、元恋人の性的嗜好を暴露するなんて。精神的な暴力以外の何ものでもないですよね?

あの元愛人ほどではないにしろ、自分の行動を“彼のせい”にしてしまう女の人が多いように思います。
あなたのまわりに、
「彼に愛していると言われたから、仕方なくつきあっていたの」
「彼が迫ってきたので、ホテルに行くしかなかったの」
なんて話す女の人はいませんか?
これらの言葉って、お酒でも飲んでいるときに話されたりすると、
「ふむふむ、なるほどね」
なんて、納得してしまいがち。だけど、よくよく考えてみると、
「あれ? へんだな?」
ということに気づくはずです。

自分の行動を決めているのは、一体誰なのでしょう? 自分ですよね。
「彼に言われて」、「仕方なく」行動したことだとしても、それを選んだのは本人なのです。
つまり、
「彼が○○と言ったから○○するしかなかったの」
という話し方は、責任転嫁以外の何物でもありません。

もちろん、責任転嫁のすべてが悪いわけじゃありません。ちょっとした失敗を「自分のせいじゃない」
と思うことで、自分の内部にストレスを貯めにくくなり、のびのびと生きられるようになります。友達に、
「彼のせいでさんざんな目にあっちゃったわよ」
なんて愚痴をこぼすことで、だいぶ気持ちが楽になったりします。
問題は、責任転嫁の気持ちがどんどん膨らんでしまい、元恋人を攻撃して困らせてしまうことなのです。

山崎幹事長の元愛人は、今、気持ちがすっきりしているでしょうか?
たぶん、していないと思います。人を攻撃しても、気持ちは何も解決しないのです。もし、彼女が「あ~すっきり」なんて思っているとしたら、かなりの悪女です。

恋の責任って、男の人がとるものでしょうか?
違いますよね。
ふたりで恋をしたのなら、その恋の経過と結果の責任は、ふたりに半分ずつあるんです。もちろん、だからと言って、自分を責める必要もありません。自分を責めると、ストレスがたまってしまいますから。

恋が終わったら、その事実を受け止める。
「仕方ないこと」
と諦めて、さっさと次の恋を探す。責任転嫁のあまり、相手を攻撃したりしない。自分が恋した相手を貶めるような行為は、自分の価値を下げるだけなのですから。

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※このコラムはほぼ「恋マガジン」配信当時の内容です。

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