こんにちは、アンジーこと安藤房子です。
このコーナーは、旅行オンチな私と娘(当時18歳)が、2024年3月に韓国旅行を楽しむまでの準備・旅行体験記です。前回は、2023年10~12月頃のこと。やっと3泊4日のK‐POPツアーなどの予定が決まったところまでのお話でした。
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\それでは今回の記事をどうぞ/
🛩Wi-Fiとヘアアイロンはどうすれば……? 友達と旅行会社が教えてくれた
時は2023年10月~2024年2月頃のお話。予約をして「手付金」のみ支払っていた航空チケット代とホテル代を全額支払い、いよいよ、こまごまとした気になることの確認と準備をしはじめました。確認先は、支払った旅行会社と、海外に詳しいお友達。
幸い、私は2022年はじめからインスタ発信をがんばるようになり、インスタでのお友達が増えておりました。インスタのお友達はみなさん、とても華やかな暮らしぶり。海外旅行が当たり前……というゴージャスな方たちが多いんですよね。
しかもみんな優しくて、私のような超庶民な節約派のこともバカにしたりせず、優しくいろいろ教えてくれます。本当に優雅な方たちは、みんなに優しくて上品な性格なのだなぁ……
インスタをがんばったおかげで、そうしたお友達ができてうれしいなぁ……と、これはほんと、つくづく思います。異世界の素晴らしい文化を教えていただけるのです。
というわけで、こまごま準備の話に戻りますね。
旅行会社が用意していたWi-Fiは3泊4日で5830円。ほかはどうなの? もっと安いのはないの? ……と、インスタ友達に尋ねたところ、「イモトのWi-Fiとかで計算してみるといいよ」と教えていただきました。
それはそうそう、探してサイトを見つけて計算しようとしてみたのよね、でも……計算までたどり着けなかった……私は異常なまでのIT音痴。たぶん、普通の人は、普通に算出できるんだと思います。
じゃあほかのWi-Fiはどうなのかと、ホリエモンのWi-Fiなどをネットで調べましたが、なかなか正確な料金まではたどり着けない。めげずにあれこれ調べたら、5830円よりすこしだけ安い会社を見つけることまではできたんです。
でも、申し込み方法やらがよくわからなくて面倒になり……もうこれなら、旅行会社が準備しているWi-Fiでいいやって思いました。この時点で、本物のレンタルWi-Fiを見たことがない私。「どのくらいの大きさ?」「使い方は?」「私にも使えるの?」と心配だらけ。
でも、さすがにそこまで細かなことを旅行会社にメールで何度も確認をするのも「ヘンなヤツかしら……」と思い、質問する勇気が出ませんでした。
本当なら、もっといろいろ知りたい。事前に手にして使い方をよく知ってから持っていきたい。だけど、ネットで検索しても、なかなかそんな資料にはたどり着けない……
そしてWi-Fiを自宅に配送の場合は前日到着……それって、前日にもしお昼寝しているときに配達の人が来てしまい、受け取り損ねたらどうなるの……? ちゃんと宅配ボックスに入れてくれるの……不安ばかりがつのりました。
なので、結局私は、自宅ではなく空港で受け取り、空港で返却することにしました。やはり「送ってもらった場合に受け取りそびれたら嫌だなあ……面倒だなあ……」と思って、そうしたんです。
でも、旅行慣れしている人にとっての常識は、旅行オンチにとっての非常識。「Wi-Fiを空港で借りる、返す」ってみんなカンタンに言うけど、どこで借りてどこで返すの? それをみんな、いつ、どこで、誰から教わるんでしょう?
私は、わかりませんでした。なので、旅行会社にメールをしたら「添付の図面のここです」ってお返事をくれて、フムフムそうか、空港のココで借りたり返せばいいのね、と。
でも空港にはもう何年も行ったことがないので、実は「この図面のココからココまでは歩いて何分くらいなの? この通りの右と左はどんな風景?」「現場では絶対に迷いそう」などと思ったのでした……
もうとにかくWi-Fiが不安で心配でたまらなかった。なんせ、ナビを使っても渋谷駅から徒歩5分の居酒屋さんに到着できない。新宿駅から歌舞伎町のライブハウスまで歩いたら30分かかる……そんな私にとって、Wi-Fi受け取りは至難の業だろうと思っていたのです。
でも結局、空港でWi-Fiを受け取るのを忘れてしまったんですけれどね(最悪)。なので韓国の空港からホテルまではWi-Fiなし。その日お会いする予定の方と連絡とれず。地下鉄で迷って大幅な遅刻。娘のリリに「なにやってんの!?」とムッとされながらホテルまで。ホテルでWi-Fiを借りることになり……
ホテルのWi-Fiほうが少し高かったので、結局、2倍以上を支払うことになりました。他人さまから見たらばかみたいなモタモタぶりなのでしょうね。ちいさなことのひとつひとつに、つまずきながらの旅行準備でありました。
🛩海外用ヘアアイロンを購入。変換プラグは「SEタイプ」と「Cタイプ」を。でも……!?
当時、我が家にあったヘアアイロンの中で韓国に持って行きたかったのは「絹女(きぬじょ)」というモノでした。リリからねだられて、28000円もするのを買ってあげていたのです。でも、海外で日本のヘアアイロンを使用するには、変換プラグが必要とLINEでインスタ友達から教えてもらいました。
え、変換プラグってなに? ナニナニ?
友達は、商品の写真を送ってくれて、とても丁寧に説明をしてくれて、本当に女神のようでした。(超美人さんなんです♪)なのに私は教えていただいたモノをAmazonで検索すると、やっぱりチンプンカンプンで……
パソコン画面で変換ぷぐの仕様の数字を見るだけで目が回りそう、それにそういえば変換プラグってどんな大きさで、それのどこをどこにどうつないで使うの……?
それがいまいちわからないままだった。頭悪いです、完全に。むかしバリ島やNYに行ったときはどうしたんだっけなぁ……ホテルにあったドライヤーで済ませていたような気がするんだけどなあ……などと思いながら途方に暮れるのでした。。
でも、今回は変換プラグが必要なのです。そしてどうやら、ヘアアイロンの中には、変換プラグをつけても海外で使えないものもあるらしい……え、うちのは、これはどうなの?
そこで私は、ヘアアイロンをバッグにつめて、近くの家電屋さんに行きました。
まずは変換プラグ。お店の方に聞くと、詳しい方とバトンタッチ。商品売り場まで連れて行ってくれて、説明してくれました。話を聞いてわかったのは、変換プラグとは、ヘアアイロンと、コンセントの差し込み口の間にかませるヤツってことがわかりました。
アイロンのコードをプラグの片方にある穴に差し込む。そしてプラグのもう片方のとんがっているところを部屋の電源差込口にパコッと差し込む……現物を見た途端に「なるほどなるほど」と理解が深まりました。そして店員さん。
「韓国ならこれですね」
「Cタイプ」か「SEタイプ」という変換プラグが必要だそうで、ふたつで約1000円。どこに宿泊するかが事前にわかるのなら、その部屋はCに対応しているのかSE対応なのかを聞き、どちらか片方だけ買えばいいのでは……とのことでした。また、世界のほぼどこでも使えるような変換プラグだと数千円しました。
「今後もいろんな国に行くならこちらですね」
とのこと。しかし……
変換プラグを使用しても、肝心のマイ「絹女」は海外では使えないタイプということ。え、そんな……。と、ガックリしながら、ひとまず「Cタイプ」と「SEタイプ」の変換プラグを購入して帰宅。どちらのタイプが使える部屋なのかを調べるのも面倒でしたし、ふたつ買っとけばいいかなあと思ったのです。
帰宅して、またネット検索。すると、海外でも使える「絹女」も販売されていることがわかりました。しかも、私たちが使っていたのより1万円くらい安かったんです。
え、なんで? なんで、海外でも使えるもののほうが安いの!?
「それなら、こっちを買えばよかったよね」
とブチブチ言っていたら、娘のリリもネットで仕様を調べてくれて、わかりました。海外用より国内用のほうが、熱だかカールの段階がこまかく設定できるので、より満足のいくカールにできるようでした。だから高い。でも海外では使えない……
そんなぁ……じゃぁ韓国用に、また絹女、買うの? 高いんですけど。海外用のほうが少し安いとはいえ、2万円くらいするんですけど……むりむり、時間を巻き戻せるならこっちを買っていたし。
結局、リリと相談して、韓国に持っていく用に、当時のAmazonでほぼ最安値でおすすめの4000円弱の品を購入。「旅行は数日間だけだから、コレでいいよね」と、ふたり納得したのでした。
いやいや……ほんと疲れました。
変換プラグというものの存在をはじめて知り、ヘアアイロンのことも調べて購入して……それだけで半日以上もの時間をかけてしまいました。
遊ぶのって、なんて大変なのでしょう。調べる時間がもったいなくて仕方ありませんでした。「この時間を仕事に費やしていたら、あれとこれとあれもできた……」と、過ぎ去った時間を悔やみました。
でも、誰かにやってもらうこともできませんから、自分で調べるしかないんですよね。みんな、こんなつらい思いをしながら、無駄な時間を膨大に使いながら旅行をしているのかなあと思ってしまいました。
でも、多分それは違うのです。多くの人たちは、旅行の準備ってとても楽しいんでしょうね。私みたいに「時間がもったいない、これなら仕事をしていたい」なんて思う人は少数派なのかもしれません。
そして私は旅行オンチです。なにをするにしても、人一倍時間がかかる。だからなおさら、慣れない準備にイライラしていたのかもしれません。
この時点では、まだ旅行の楽しさを感じていませんから、このあと自分が旅行大好きになるとは「夢にも思っていなかった」のです。「今回の旅行は、リリが高校を卒業するひとくぎり、一回くらいは親らしく連れて行ってあげないと」という気持ちでした。
ちなみに、話を戻しますと、結局は、宿泊したホテルでは変換プラグなしでヘアアイロンを使えました。 えーそんな~という感じでした。旅行会社さんは「必要」と話していたし。変換機がなくてすむなら、こんなに悩まなかぅたのに……と現地で思った旅行でした。
🛩両替は空港と明洞の街で。空港から明洞までは地下鉄でと把握
こうして、旅行前のこまごま調べものももクライマックスまであとすこし。旅行会社とメールでやりとりをしていきました。そしてわかったことがコチラ
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両替は韓国の空港ですぐできるから安心。クレカはほぼどこでも使えるけど、屋台などちいさなお店では現金のみのお店もあるから、楽しみたい分を現金で。空港の地下からホテルのある明洞駅までは地下鉄、空港で誰かに聞けばすぐわかるはず。3月はまだ超寒いので超着こんで行ってね。
そうそう、教えてもらったわけではありませんが、海外旅行に行くならクレカが必要でしょうということで、娘のリリ用に、旅行直前に作りました。
事前にカード会社に問い合わせたところ、高校を卒業しないと作れないとのことで、卒業式の翌日にカード会社へ。私の「ファミリーカード」としてリリのを作ったので、作ってすぐから、海外旅行保険の効くクレカになりました。万が一のけがや病気に備えてのことでした。
保険といえば、そうそう。この旅行の航空チケットは、私やリリ、あるいは私たちの家族が旅行直前に病気やケガなどの理由で旅行をキャンセルする場合には、代金の約7割が返ってくる保険付きでした。
実は、私は最初からこういう保険に入りたいと考えていたので、旅行会社を最初に訪れたときから「こういう保険はついていますか?」と担当さんに質問していたのです。が、なかなか答えがかみあわず。すこしあとになって、キャンセルの場合の保険付きの旅行代金であったことがわかり、ずいぶんホッとしたものです。
私は旅行に限らず「万が一」を想像するタイプ。人生なにがわるかわからないので、先のことはけっこう心配です。
リリか私のどちらかがインフルエンザにでもなったり、こういったらなんだけど高齢の親族になにかあったら旅行に行けなくなりますもんね。そんなときのことを思えば、キャンセル保険は必須と思っていたのです。
今後は、もしもこうした保険がついていないツアーの場合には、自分で別途、保険に入りたいと思っています。海外慣れしている友達Bくんが、こんなのあるよと調べてくれました。
もしも体調不良や親族に不幸があった場合に旅行代金が返ってくる保険
こういうのがあると、ほんと安心ですよね。
あ、あと、機内に持ち込める荷物は一個でした。サイズは3辺の合計が115cm(55×40×25cm)、重さ10kg以内……
といってもよくわからないですよね。バッグならけっこう大き目。スーツケースなら、よく街中でJKやJDがずるずる引っ張っている、修学旅行に持っていくサイズです。うちは、リリはすでに持っていた機内持ち込みスーツケースにして、私は機内用は大きなバッグのほか、持ち込めない大きめスーツケースを買いました。
軽くて収納が多くてリーズナブルなこのスーツケースにしましたよ。
たまたま、リリが先に買っていたのと同じメーカーの大きいバージョンでした。でも、同じだからと買ったわけではなく、買う前にかなり調べました。同じサイズなら軽くて収納力のあるものがほしくて!
ファスナーをあけると微妙に収納力がアップする便利なデザイン。開けても中が丸見えではないのでもしも空港で中のものを取り出したいときでも恥ずかしくない。そんなところも気に入ったのでした。
というわけで、ほぼ準備ができて、いよいよ韓国へGO!
……でも実は、2024年1月1日には日本で飛行機が燃える事故があり、ビビり屋のリリと私は「旅行やめる?」とまで話しました。が、お互いにおしつけることなく考えた結果、「やっぱり行こう、これじゃ一生、旅行に行けなくなるもんね」という気持ちになり、行くことにしました。
あー、やっとです、やっとやっと、ここまで来ました。書くのも大変でしたが、読んでくれたみなさんもお疲れさまです。なんてモタモタした人なんだと、きっとイライラされたことでしょう……でも、ほんとこんな感じなのです。なのをするにもモタモタ……。
こんなつまらない準備の部分、書かなくてもよかったのかもしれません。楽しい韓国の写真だけを観たい人のほうが多いのかもしれません。
でも私、書きたかったんですよね。たぶん、日本のどこかに、私みたいなモタモタさんがいるんじゃないかと。普通の人ならすぐ理解できることでも、なかなかできずに準備が進まない人がいるんじゃないかと……そんな人とシンパシーを感じあえたらなと……
私はなぜか昔から、なんでもバリバリ、テキパキやる人という勘違いをされてしまいます。たぶん、顔立ちも自己主張もはっきりしていて、声が大きいからなのでしょう。そして、よく笑うし……
でも、だからといって、なんでもバリバリでテキパキなんかじゃないんですよね。真逆なんです。旅行の準備なんて、私にとっては、超ハードルの高いマターだったのです……
そう思いながら、ここまで書いてきました。でも、これまで生きてきて、私より不器用な人はほとんど見たことがありません。なので、「もしかしたら共感してくれる人なんていないかも」とも思いながら書いてきました。
そうしたら先日、ある女性の方からDMをいただいたんです。「私も旅行オンチなんです、とても共感しながら読んでいます」って。ああ、いたんだ、よかった、いたんだーと、本当にうれしかったです。
やっと、準備段階の過去日記が終わりました。なんとか次を書く準備ができました。やっと次回からは「旅行本体」のことを書いていきます。やっと、写真も乗せていきますね!
(つづく)
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それでは、また書きに来ますね。
アンジーでした。