こんにちは、アンジーこと安藤房子です。

このコーナーは、旅行オンチな親子が2024年3月に韓国旅行を楽しむまでの体験記です。

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前回までは、私が海外旅行が苦手な理由、でもやっぱり「娘と海外に行くぞ～！」と決心した2024年春までの心境の変化を書いています。今回はその続きです(^_-)-☆

＼それでは今回の記事をどうぞ／

🛩実は娘リリも旅行嫌いだった！？

さて、「久しぶりに海外に行くぞ！」「今回は娘のリリとふたりで！」と決めた私は、ひとまず、これをリリに伝えてみることにしました。

あれは確か、昨年の４月か5月くらいだったと思います。

我が家のリビングには、けっこう大きなテーブルがあるのですが、その日も私はそのテーブルで、いつもと同じようにパソコンに向かっておりました。そして、テーブルのあちらのほうで、だらっとスマホかなんかをいじっていた娘のリリに言いました。

「ね、ね。海外旅行に行かない？　なんでかっていうとね……」

意気揚々と、海外旅行をしたいワケを話しては、ひとり盛り上がる私。が、

「うーん、面倒かな……」

想像通り、のらりくらりの返事のリリ。そうなんですよね。誰に似たのか、いや、私に似たんだけど、めっちゃインドアなリリ。やったことのないことは「面倒だからやらない」。小さい頃にはバレエやピアノやあれこれ自分から「やりたい」と言っては夢中になっていたのが嘘のよう。

そういえば、学校行事で飛行機で長崎に行ったときには、「飛行機やだ！」と、あまり旅行にいい印象を持っていなかったかも……。友達とずっと一緒なのは楽しかったけれど、学校から「連れられて」行った観光地のあちこちは、それほど楽しくなかったようです。

そっか、リリは旅行は嫌なのか……ま、無理強いするものでもないしなあ……とぼんやりしていたら、リリは、続けてこう言いました。

🛩私たちが行き先を韓国に決めたワケ

「でもま、嫌でもないけど……ん～……韓国なら行ってもいいかな」

なんとも……覇気のない答え。なんなの？　その「行ってもいい」って……？　もっと喜べ！　と思いながらも、韓国はいいかも、とも思いました。なんせ、私は25年ぶりの海外旅行、リリは初の海外です。飛行機タイムが短くて、近場でサクッと楽しめるところがいい。

それにリリはK-POPが大好き。当時は高校3年生でしたが、卒業後はダンスを学べる大学への進学を希望していた……そんなリリとなら、韓国がピッタリという気がしてきたのです。

よし、韓国だ。時期は、リリが卒業してから大学に行くまでの春休み期間にしよう……と、リリが大学に合格することを前提として予定をたてることにしました。

とはいえ、旅行に不慣れな私は、なにをどうしたらいいのかわかりません。「いいオトナが？」と笑われそうですが、本当にわからなかった。半年後の旅行に行くなら、いつまでチケットを予約すればいいの？　韓国旅行の相場は？　ホテルってどこがいいの……？

とにかく、わからないことだらけでした。

🛩ラスベガスやニューヨークやバリ島の旅行計画はどうやってたてたんだっけ！？

でも……昔はどうしていたんだっけ……？　思い返せば、かつてバリ島に行ったときには、日本旅行かどこかの旅行会社に彼氏と飛び込み、見せてくれたツアーのパンフレットの中から選びました。

オプショナルツアーもたくさん用意されていて、旅行会社の方がぜんぶことこまかに説明してくださり、私たちは予算に合わせて選ぶだけでした。

それに、彼氏と行くバリなんて、それほど予定なんていらないのです。美しい海を見て、バリ島のビール「ビンタン」やゴールデンドリームという甘いカクテルを飲み、だらだらしているだけで楽しいのですから……。

ラスベガスとニューヨークは、どちらも社員旅行でしたので、チケット類は当時の会社がぜんぶ手配してくれました。研修旅行でしたので、ラスベガスでは「このショーを観てレポートを書く」など決まっていましたし、ニューヨークもショーやＭＯＭＡやグッケンハイム美術館など、行く場所は決まっていた。

ほかに観たいものをプラスしましたが、そもそもの大枠が決まっていたので、私たち社員は、それほど計画する必要はなかったのです。

25年前の韓国は、「行けなくなったんだよね」という友達からチケットを譲り受けての旅行でした。2泊3日で、確か、到着したのは夜。その日はホテル近くでご飯を食べて、翌日はマッサージとサムゲタンと焼肉、最終日は少しお買い物をして、早めの便で日本に帰ってきました。こまかな予定は一緒に行った人がたててくれました。

つまり……私は、かつて、自分でちゃんと旅行を計画してでかけたことが一度もなかったんですよね。なので思ったのです。はて、今回のこの旅行は、どうやって計画をしていけばかなあと。

🛩ググれる人には、ググれない人の気持ちがわからない！？

もちろん、昔のように、いきなり旅行会社に行ってみるというのもひとつの方法なのかもしれません。でも、今の時代って、そうじゃないのが普通ですよね？

格安チケットというのがあるという話もチラホラ聞いたことがありましたし、ググればお得な情報があるのかもしれないと思ってしまう……でも、情報が多ければ多いほど、私のような旅行オンチでITオンチは困るんです。

どこでどう、どんなワードでググるかで、得られる情報は変わります。なので、上手にググれる人って、最初から脳が違う気がします。私の場合は、どんなにググっても、ほしい情報にはなかなかたどり着けない。ググるのが上手な人って、ある意味「才能」があるんだと思うんです。

でも、ちゃんとググれる人の中には、私がわからないことを尋ねると、こう言う人がいます。

「ググれば！？」

だから……それができないんです。サボっているわけじゃないんです。どんなにググっても、ほしい情報にはたどり着かない。時々、ググりながら気が遠くなることがあるくらいです。

こんな私が、自由業をして暮らしていたり、ちょっとはネットのSEO対策をしたりしているのが不思議なくらいです。が、考えてみたら、なにかするときには、いつも「教えてくれる人」がいるからできているのかもしれません。

このサイトも、イケメン管理人のKくんがいるから、成り立っています。やりたいことを伝えると、やり方を教えてくれるのです。どうやら私は、そうやって、いつも誰かに頼りながら生きているようです（笑）

🛩どんな旅行をしたいかわからない！？　まず、韓国旅行のために「やることリスト」を考えた

でも……旅行については、頭の中だけでぐるぐるとしていても、仕方ありません。「どんな旅行をしたいかがわからない」では、計画が進みません。なので、まずは、旅行計画をたてるために、自分がやることを決めました。といっても、超ザックリとなんですけれどね。

・リリの夏休み中にパスポートをとる。（なぜなら、学校のある日は、時間的にパスポートセンターに申請に行けないから。）

・韓国のどこでなにを楽しむかを、ダメもとでググって調べる（ほんとにダメもと）

・旅行に詳しい友達に、どこでどうチケットをとるのがいいか、韓国チケット相場などを聞く

・HISが安いらしいので、電話予約をしてひとまず行くだけ行ってみる

そして、仕事の合間に少しずつ調べながら、ひとまずパスポートをとろう、と、すすめました。

パスポート申請ができる場所をネットで調べて、電話をして、営業時間、お休みの日、持っていかなきゃいけないものなどを聞きました。こういうとき、私は必ず、電話をして確認します。ネットだけでは、欲しい情報がなかなかそろわないからです。

電話をすれば、すぐにわかります。平日しかパスポート申請できないし、リリが学校の授業のある日は無理そうでしたので、一夏休みに行こうと決めて、ふたりの予定をすりあわせて、一緒に申請に行きました。

申請なんてすぐに行けるじゃん？　と思われるかもしれませんが、平日の日中なんて、なかなか予定を合わせるのも一苦労でした。

そひとり16000円。ふたりで32000円。高くてびっくり！　ひとり5000円くらいかと思っていたので、私たちにとってはすごい出費だなあと思いました……（笑）

パスポートを受け取りに行ったのは10月。駅からすこし歩く場所にありましたが、静かで癒される道でした。（暑かったけど。）

敷地内にも緑がいっぱい。

建物の中には池？　癒し……

この建物の2階にパスポートセンターがありました。この日は10月とはいえ、まだまだ暑くて、そんな中、ひとまずパスポートだけは手にいれた。

でも……すでにここまで来るのに、私はけっこう疲れておりました。たぶん、「こんなことくらいで？」と思われるかもしれませんよね。

でも、そもそもが超インドア。でも、どこか義務感のような「やらねば！」という気持に突き動かされたものの、パスポートの取り方や、どこでいるなら申請できるのか、それを申請する日をリリとすりあわせて……

それらと並行して、6月くらいから「どこでどうチケットをとればいいのか？」「どう楽しめばいいのか？」とググって調べたり、友達に教えてもらったり……。

もちろん、海外旅行には行きたいのだけれど、なんせ面倒くさがりの性格でもあり、運転もできなければ土地勘もない街のことを調べるのが、だんだん苦痛にもなってきておりました。

でも、その一方で、7月のインスタ仲間のみなさまたちとの女子会では「海外に行きたいんです！！」と、おそらくニコニコしながら話していただろう私（笑）

インスタ仲間のみなさまは、私とは違って、まるでお散歩に行くように海外と日本を行き来していらっしゃる。実に軽やかに世界を闊歩していらつしゃる。なので、おそらく、やけに意気込んでいる私に、きっと驚かれていたと思います（笑）

行きたい、でもわからない、ちょっと面倒……そんな気持ちが入り混じっていた昨年の夏から秋。いろいろと友達から情報をいただきながら、少しずつ前に進む日々なのでした(^_-)-☆

（つづく）

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🛩前回までの記事はコチラ
◆【韓国女子旅＃1】旅行オンチ親子の韓国女子旅日記、はじめます：2024年11月7日㈭
◆【韓国女子旅#2】私が旅行嫌いで旅行オンチになったワケ：2024年11月13日㈬
◆【韓国女子旅#3】旅行嫌いだった私が、また旅行をしようとしたワケ：2024年11月20日㈬

それでは、また書きに来ますね。

アンジーでした。

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