好きな人と別れるまでには、
いろんなことがある。
そのふたりにしかわからない
小さな小さなもめ事から
大きな大きなもめ事まで。
でも、どんな人にも言えるのは
さよならしたくなるほど
毎日をがんばりすぎてしまったということ。
がんばりすぎて
疲れてしまって
目の前にあるしあわせさえ
ほしくなくなってしまい
さよならしたくなるんだってこと。
がんばりすぎて
ひとつのことを達成したときほど
さよならしたくなるんだってこと。
・ ・ ・ ・ ・ ・
▼増加し続ける熟年離婚。妻たちが離婚したがる「隠れた理由」

離婚総数に占める熟年離婚の割合が増えています。2022年の厚生労働省の人口動態統計によると、20年以上同居していた風ぬの離婚は約39000件に上り、全体(同居期間不詳を除く)の23.5%と過去最高になりました。
かつては、離婚をするのを我慢しようという女性が多かった。でも、女性が経済的な自立をしてきたことと比例するかのように、どんどん熟年離婚は増えています。
熟年離婚の理由として、テレビやYouTubeなどでよくあげられるのが、
「夫の冷たい言動にずっと我慢してきたけど、もうムリ」
とか
「夫の浮気にずっと耐えてきたけど、もうイヤ」
というもの。
たしかにこれらの原因はもっともで、私のところにいただく相談メールにも、このような理由を書いている方が大変多いです。
しかし、よくよくお話をうかがってみると、もう少し別のところにも原因があるように思います。私は、熟年離婚の一番の理由は【燃えつき症候群】でないかと思うのです。
▼結婚の目的を達成!?【燃えつき症候群】による熟年離婚の真相とは!?

人間には、ひとつのことをがんばり、努力し、達成したときに、「もうなんにもやりたくない、すべてをなしにしたい」という気持ちがわきでてくることがあるのです。このような【燃えつき症候群】のときに好きな人との別れを考えてしまいがちなのです。
たとえば、破綻しそうな夫の事業を一生懸命手伝い、事業がうまくいきはじめたとき。家族の介護を必死でがんばり、その介護をしなくてよくなったとき。長年の子育てがひと段落し、ようやく自分自身のために時間を使えるようになったとき……。
そんなふうに、努力を重ねて目的を達成できたときに、パートナーと別れたくなってしまうことがあるのです。
自分の時間の多くを、「夫のため」「家族のため」に費やし、へとへとに疲れきってしまい、【燃えつき症候群】に陥るのが、ちょうど熟年に差しかかったころ。そんなときに、夫から心ない言葉を投げかけられてしまい、熟年離婚に走る、というケースが多いのです。
▼未婚者の恋愛にも見られる【燃えつき症候群】の危険とは!?

この【燃えつき症候群】は、熟年層にだけ見られる傾向ではありません。恋愛中の若い人にもよくあることです。
たとえば、借金だらけの彼にお金を貢ぎ、さんざん自分の身をけずった結果、ようやく彼の借金がなくなった女性。浮気性の彼に愛してほしくて一生懸命彼に尽くした結果、ようやく彼からプロポーズされた女性。彼の夢を実現するために自分のやりたいことを我慢してサポートし続け、ようやく彼の夢が実現した女性……。
こんな女性たちもまた【燃えつき症候群】におちいりやすいのです。仕事をしている女性も、おなじような気持ちになるときがあります。大きなプロジェクトのために、徹夜をくりかえして猛烈に働き、ようやくプロジェクトが成功したときなどがそうです。
▼がんばりすぎは禁物!? 別れたくないのに別れてしまい後悔!?
人間、目の前の困難なことを乗り越えようとしたときには、いつも以上にがんばってしまいます。がんばることは悪いことではありません。目標に向かってがんばることによって、日常生活に、めりはりが生まれてもくるものです。
しかし、人ひとりのキャパシティには限界があります。がんばりすぎることが、知らず知らずのうちに、自分自身への負担になってしまうことがあるのです。がんばる生活を続けてしまい、最終的には、目の前のすべてをチャラにしたくなるときがあるのです。そして離婚をしてから「こんなはずじゃなかった」と後悔する女性も少なくありません。
そうならないためには……。
ときには、「私はいま、本当にやりたいことをやっているだろうか」「私のいちばんやりたいことはなんだろうか」と、自問自答してみてはどうでしょう。
すぐに答えが出てくる場合もありますが、なかなか出てこない場合もあります。そのときのほうが、よりストレスをためている状態なのではないかと思います。
そんなときには、自問自答するだけでなく、やりたいことを、どんどん紙に書いてみてください。文字にすることで、気持ちがかなり整理されます。ストレスにつぶされてしまう前に、日常生活を見直すことができるのです。
あなたは、がんばりすぎていませんか?いちばんやりたいこと、やっていますか? もし、ひとりでは悩みがなかなか解消できずにいるなら、お気軽に私の公式LINEからご連絡ください。一緒に解決していきましょう。
執筆やメディア出演のご依頼も、お気軽にどうぞ。みなさまの、しあわせのお手伝いができたらうれしいです。
それでは、また。アンジーでした。
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