君という
外灯を
もとめて
とぼとぼ
なかったことにするから
大量の漂白剤をちょうだい
内臓まで白紙にして
生まれかわるから
ナミダの
その向こう
あなたも
泣いていました
心が
渋滞してる
誰か
クラクション
鳴らしてください
みたいに
ふわふわ
あっちこっち
いかないで
なんだったっけ
いつのまにか
心に指紋
刻まれており
空の色
まっすぐ進もう
君の
心まで
ひりひり
ハートのてっぺん
キスの薬を
くださいな
どこまでも
散歩しようね
青空の匂いを
わけあいながら
ふわふわ雪の夜
誕生日も
忘れたのかと
着信待ちの
凍るケータイ