そろそろ卒業式の季節。
心がしんみりする季節。
こんなときに告白すると、
恋がめばえるかもしれない。
にぎやかで元気なときより、
すこしさびしい気持ちのときに、
人は人を好きになりがち。
だから、
こんなときに告白すると、
恋がめばえるかもしれない。
今まで伝えられなかった、
あんな気持ち、こんな気持ち。
ぜんぶ、ぜんぶ、
あの人に伝えてみよう。
ちゃんと、ちゃんと、
あの人に伝えてみよう。
もしかしたら、あの人も、
私を好きになるかもしれない。
もしかしたら、あの人も、
あたたかい春を、
待っているかもしれない。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
好きな人がさびしそうなときや、何か不安をもっているときは、ふたりの距離を縮めるチャンスです。
人間には、誰かと一緒に過ごしたいなという「親和欲求」というものがあります。
さびしかったり、不安や恐怖を感じているときには、この「親和欲求」の気持ちが強くなり、人を好きになりやすいのです。
こうした現象を、心理学用語では「生理的覚醒」とよんでいます。
たとえば受験前で不安でいっぱいのとき、卒業式でしんみりしているとき、リストラされそうなとき、家族問題で悩みを抱えているとき…。
好きな人が、そんなさびしいシチュエーションにあるようでしたら、「どうしたの?」と声をかけてみてください。
彼の話をよく聞いてあげて、「何かできることがあったらいってね」などと、優しい言葉をかけてみてください。
いつもはなんてことのないこうした言葉でも、彼の胸にビビッ…と響くはずです。
元気なときよりも、あなたを好きになってくれる確率が、グンと高くなるはずです。
告白って、タイミングが大事。
好きな人に上手に近づいて、ふたりの関係がいい感じになってきたな、というところで、どーん…と告白してみてくださいね。
※このコラムはほぼ「恋マガジン」配信当時の内容です。
恋マガの目次はコチラ!