Vol.170 |
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私はスポンジ
シンクで
水を吸うように
ベッドで
あなたを吸い尽くす |
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Vol.169 |
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あの人の夢を見たの
あの人が少女マンガの
主人公になっていたの
相手の女の子は
私の友達だったの
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Vol.168 |
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どこまでも
走り続けたい
真冬の風さえ
金色に見えた
あの日のように
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Vol.167 |
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あなたと出会ってから
彷徨い方を
忘れてしまったの
いつもここで
立ち止まってしまうの
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Vol.166 |
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駆けのぼっては
堕ちてゆく
それでいい
あなたという
刹那があれば
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Vol.165 |
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近くにいても
遠い人
遠くに行ったら
もっと
遠くなっちゃった
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