曇りと思えば
曇り
日々は、そんな感じ
きっと涙はすみれ色
きれいなきれいな
すみれ色
それはきっと
ふたりの
生き方が違うから
そんなとき
空からの声を待つ
何時間でも
おなじ ふたりぼっちの
ふたり
描く。
さみしさは
入道雲のように
空気の中
飽きて疲れきるまで
泳ぎましょう
泣きそうなくらい
埃だらけで
私はひとり
かたまりを
わたしに
どうぞ
目を閉じると
むずかしい顔した
あなたが見えるのです