彼のように
魂よ
ゼロになれ
静謐な君
私たちは もう
壊れようもないのだ
プライドは砕けて
謙虚な星屑に
なれるでしょうか
宇宙のポケットで
背筋を伸ばして
破壊を楽しみに
私は
無口な
石になる
あなたが
帰ってきたのかと
思ったの
何度重ねても
友達としてのキス
あなたにとっては
世界はサイコパス
藁をもすがり
君の冷たい手をとる
と
屋久杉の器 差し出され
消えてゆくシャボン
だから
笑いましょ