退屈な睡眠
なけなしの配慮
君のいない週末
透明なのを
なければ
濁ったのでも
テーブルにならべた
もう君は
いないというのに
タイマーを壊した
ほんとうは誰かに
とめてほしかった
いとおしいような
憎いような
ひとりのチェックアウト
だけど
君の世界は
いつも壊れた裁暖室
君との距離を
守れなくなりそうで
虚ろになりました
揺れていたのは
私だけだった
静止画像の恋だった
うなだれる
もともと目次にはない
ストーリィだったのです
あなたがいるから この食卓は
パイナップル色
の
未来