こんにちは、アンジーこと安藤房子です。
このコーナーは、旅行オンチな私と娘リリ(当時18歳)が、2024年3月に韓国旅行を楽しむまでの準備・旅行体験記です。前回は、2024の旅行直前までのお話。今回からようやく旅行本編のスタートです(^_-)-☆ 以下の旅行体験記を今回よりお届けいたします。
【韓国旅行3泊4日:2024年3月10日㈰~13日㈬】
・3/10 羽田~韓国(金浦空港)~明洞で芸能事務所さまと面会
・3/11 K‐POP聖地ツアー
・3/12 ロッテワールド
・3/13 ショッピング/韓国(金浦空港)~羽田
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\それでは今回の記事・韓国旅行初日編をどうぞ/
🛩何十年ぶりの羽田!? 無料ラウンジを見つけられずに出国手続き
いよいよ韓国初日。私たちにしてみたら「超冒険」に出かけるような気分。なんせ私は海外25年ぶりくらい。娘リリは初でしたのでね……。羽田空港発8:20で金浦空港着10:55。私は神奈川在住なので、当日に家を出ればOK。でも朝が早かったので、前日はほぼ寝ずに朝を迎え、始発電車で羽田へ向かいました。。
途中、浜松町でモノレールに乗るときに、娘リリと「え、ここ? 乗るのはこれでいいの?」と、ホームで表示を見ては不安を感じながらも、「うん、たぶんこれに乗ればいいんだよね」とモノレールに乗り込み、羽田第3ターミナル3階に到着しました。
でも……羽田、ほんと、変わりましたね。チェックインも、単にカウンターに行けばお姉さんがしてくれるわけじゃないのね。ピッピッと音のなる機械で自分で手続きをするのね……わからなくて、結局近くにいたJALのお姉さまに聞いてしまいました。
その後、リリも私もスーツケースをあずけて、うろうろ。おにぎりを買おうとしてもコンビニを見つけられない。探してようやく購入。
「次は何するの?」と思いながらも、すでに移動で疲れていたので座りたくて、「クレジットカードのプランで、無料で入れるラウンジはなかったっけ?」なんて探しても見つけられず。
リリから「ねえ、なにしてるの、早く行こ」などとムスッとされ、そっかそうだねと、このあとどうするのかな、なんて話しながら歩いていたら、なんだか人がいっぱい並んでいる場所があり、あ、そっか、ここですぐにチェックイン手続きをしておかないといけないのね、なんて思って最後尾に並びました。
でも、本当にこの場所でいいの? 誰かに聞こうにも、スタッフさんらしき人は近くに見当たらず。並んでいる人に聞くのはさすがに恥ずかしいなと躊躇……
「並ぶんだよね? いんだよね……違う……? 並べばいいの??」と自問自答。まわりを何度も見渡して、ああ、ここが搭乗続きの場所なのね、たぶんね……って理解。昔行った隅田川の花火大会のように、人は前にも後ろにも勧めないように並んでいました。前の人が少し進むと、私たちも進む……
自宅からペットボトルのお水を持っていっていたのですが、「液体は飛行機に持ち込めないのでここで捨ててください」という場所があり、そこで処分して、さらに前に先に進みました。ああ……もっと飲みたかったな、などと思いながら……。
🛩羽田でWi-Fiを受け取り忘れたけど、事前に確認していた機内食はバッチリ食べた
そうこうしているあいだに、私はすっかり「空港でWi-Fiを受け取る」ということを忘れたまま飛行機内へ。飛行機嫌いな私たちはびくびくしながら、離陸。軽食をいただきながら空を飛びました。軽食はなんだったかな……帰りはメンチカツバーガーのようなのにプラスアルファでしたが、行きのを全然覚えていないんです。
ただ、そういえば私、機内食が出るのか出ないのかを事前に知りたくて、これも旅行会社に連絡をして確認をしていました。だって、せっかく出るなら食べたいし(笑)確認したおかげで軽食が出るのは知っていたので、飛行機に乗る前にはお腹いっぱいにはならないように、おにぎり程度にしておいたのでした。
🛩クレカの海外保険をちゃんと適用にするには!?
あ、でも、空港でWi-Fiの受け取りは忘れてしまいましたが、リリのクレカを「飛行機に乗る前に使わせること」は忘れませんでしたよ。クレカの海外保険を適用させるためには、旅行チケット代や、当日の電車代や、空港のどこかでの買い物……どれかひとつは必ずしておかなければいけなかったんです。
ちなみに、ここでお話ししている海外保険とは、ケガや病気、盗難などのときに適用される保険のこと。前にお話しした、万が一旅行をキャンセルしたときに旅行代の何割かが戻ってくる保険のことではありません。その「万が一の保険」は、今回の旅行チケットには「最初から込み」でしたので安心でした。が、ケガ・病気・盗難のための保険には入っていなかった。というより、わざわざ入らなくても、クレカのサービスを利用すればいいやと思ったのです。
ちなみに私とリリのクレカは年会費無料。私のファミリーカードとしてリリは作ったので、ゼロから作るよりは「いいステイタスのカード」。海外保険のついているタイプのクレカだったのです。
そして私の場合は、旅行代を既に自分のカードで支払っていたので、すでに海外保険適用OK。でもリリのカードはまだ作りたてで未使用だった。なので、たしか……事前にクレジットでパスモにチャージをしようとしたのですが、うちの近くの駅ではそれができなくて、ほかの駅ではできるかどうかを調べる余裕もなくて……空港のコンビニのお買い物代にリリのクレカを使用しました。今調べたら、クレカからパスモにチャージできるみたいですね。
……もしかしたら、みなさんがご利用のクレカにも海外保険適用のサービスがあるかもしれないので、それは旅行前に調べて用意しておくのがおすすめです(^_-)-☆
と、クレカ説明はここまでで。
なにはともかく、無事に日本をあとにできた私たちなのでした。
はい。やっと旅行写真が登場(笑)
飛行機が飛びたつと、あっというまに金浦空港に到着。飛行時間は155分。近い! 私は山形生まれで今は神奈川在住。帰省の際には東京駅から山形まで新幹線を利用しますが、同じくらいです。そして、私の実家の街にたどり着くには、山形から1時間に1本くらいしかない在来線に乗り換えて20数分かかります。ある意味、韓国のほうが近いです!
🛩出国手続き資料は機内で書いておくべし。ここで20分のロスタイム……
さて、山形に……もとい、韓国に到着したら、入国手続きです。また並んでしばらくして自分の番が来たら、係の人がなんか言っています。ん? なになに? どうやら私、書類を書いていなかったみたい。そっか。飛行機の中で紙をもらって書いておけばよかったんだ! あるいは、なんかネットで事前に手続きをしておけたはず……ガックリしながら、紙の置いてある場所まで歩いて、書き込み、またいちばん後ろに並びました。ここで、約20分も時間ロスしてしまいました。
どうにか入国して、預けていたスーツケースを受け取ってトイレに行って……すぐ近くの両替所で日本円をウォンに。空港でのレートはいまいちよくないと聞いていたので、最低必要なぶんだけ……と思い、確か、1万円くらいをウォンにしたかと思います。
🛩地下鉄乗り換え大失敗で40分以上もロスタイム
そして地下鉄でホテルのある明洞へゴー! 実はこれが失敗で、事前にちゃんと調べていなかった。空港の職員さんらしき方をつかまえて尋ねると、「そこから地下に行けるから……そこで××番に乗ればいい」と、身振り手振り交えながら教わりました。
教わったとおりに地下のほうへと行くのですが、歩いてもなかなか地下鉄改札にたどりつきません。上を見上げて、行先表示を確認しながら「まだかなまだかな……」探しているときって、なかなか遠く感じます。
空港には、ツアーの旅行会社のお迎えの人が旗を持って待っていたりする人もいて、ああ、やっぱりああいうツアコンの方のお力を借りるのがいちばん確実なんだろうなあ……と思いながら、少し不安を感じながら歩きました。
なんせ、毎度しつこいですが、渋谷かた徒歩5分の居酒屋にたどり着けない私です。海外なんて、不安しかありません。
そして、やっとたどり着いた改札。でも不安でしたので、近くにいらしたご家族に、「この地下鉄は明洞に行きますか?」とお尋ねしました。ニコニコ顔で「これに乗って、ここでこう乗り換えて……」と説明をしてくれました。ので安心して電車に乗ったら、そのご家族も同じ電車。ますます安心でしたし、途中でご家族が(おそらく)スポーツ観戦のために下車されたあとも、しばらくは安心でした。
しかし……なかなか乗り換え駅にたどり着きません。リリと地下鉄の路線図を見ながら「ねえ、これ……ものすごい遠回りじゃない?」と。このままだと、なかなか着かなそう。
確か、40分くらいで着くはず。地下鉄がいちばん便利で楽だよと、知人からは聞いていたし。一度はネットで経路も見ていたはず。なのにどうして私、空港でそれをちゃんと確認しないで、空港の方や通りすがりの方に聞いたまま行動してしまったんだろう……。
これから韓国行かれる方のために、金浦空港から明洞への行き方を載せておきますね。
🛩芸能事務所社長Rさんを1時間もお待たせしてしまい……
さて、私たちは12時頃に明洞の宿泊ホテルのラウンジで芸能事務所社長Rさんとお会いする予定になっていました。でも……1時間くらい遅刻しそう……Rさんは、私の日本の友達Tさんのご紹介で、急遽、リリにダンスのアドバイスをくれることになっていたのです。
遅れるならちゃんと連絡しないとと、電車内で何度かLINEしようとしたのですが、なかなか通じない。「地下鉄だからかな?」なんて話しながら、何度も何度もトライ……そしてハッと気づいたのです。
「そうだ、空港でWi-Fiを受け取っていない!」
それをリリに言うと「馬鹿じゃん、もー……なにも通じない!」と、イライラ。そうよね、そうだよね。私もイライラ。ほんと、あせってあせって、でももう、連絡できないのは仕方ないので、そのまま明洞に向かうしかありませんでした。とほほ……。
🛩明洞駅近くで出会った美女さまに宿泊ホテルまで案内していただくという……!
13時頃にようやく明洞に到着。芸能事務所さんとは、宿泊予定の西鉄ソラリアホテルのラウンジで待ち合わせしていたので、明洞駅ホームに降りてダッシュダッシュ。
改札を出て駅員さんに「ソラリア西鉄ホテルはどこですか?」と尋ねたところ「8番出口から出てください」と。(たぶんです、韓国語だったのでよくわからず、たぶんです)言われて、私たちはダッシュダッシュ。
改札を出た後に地上まではエレベーターがなくて(あるのかわからないけど見つけられなくて)、えんやこらとスーツケースを持ち上げながら、ぜえぜえ言いながら地上に出ました。
ところが、Wi-Fiがないから、スマホで地図を見られない私。リリは、普段は誰かに道を聞くのをとても嫌がるのですが、このときばかりは「あの人なら知ってそう」と。私ももちろん「人に聞くしかない!」と、リリが「あの人」と言った、いかにも明洞の街中を知っていそうな美人さんに声をかけました。
すると、すぐにご自分のスマホを出して説明してくれて、なおかつ、「私がご案内しますよ」と。韓国語でしたが、そんなことをおっしゃっていた気がします。道の向こうを指さしながらニコニコと。私とリリはえー!すみません、ありがとうございます、と恐縮しながらも、ずうずうしくその場で記念撮影をお願いして……そのあと、ホテルまで案内をしていただいたのでした。
🛩やっと着いたよ、西鉄ソラリアホテル明洞
着いたホテルは駅から近くて、眠らない街・明洞のど真ん中にありました。
急いで、Rさんとの約束の21階ラウンジへ。見渡したけれど、芸能事務所社長Rさんはどこ? わからない……ひとまず、ホテルの中はWi-Fiが通じるので、バタバタとRさんにLINEで電話。通じない。えーん……。
どうしようどうしよう。Rさんを紹介してくれた、日本の友達TさんにLINE。どうしよどうしよ遅れちゃって……と。そうこうしているうちに、芸能事務所のRさんとラウンジで会うことができました。お互い、スマホを耳にあてて……(笑)
ああ……本当にすみません、すみませんと謝るしかなくて。今回は、急に日本の友達Tさんが芸能事務所Rさんを紹介してくださり、ダンスをしてるリリにアドバイスをしてくださると、わざわざ時間を作ってくださったのに……もう平謝りです。
でもRさんは、ニコニコ紳士でした。ラウンジで「どんなダンスをしてるの?」「もともとクラシックバレエで、コンテやジャズもしたけど今はヒップホップで……」などとしばし歓談。私の著書の中で韓国語翻訳出版されているこちらも、お渡ししました。
心理学的子育て本。リリ同席のもと、子育て本をRさんにお渡しした私(笑)
そして私の執筆活動の話などもさせていただきつつ、しばし、のんびり。するとRさんが、「東大門に行ってみませんか?」と。私たちは、「え、いいんですか?」と……! その日はRさんとお会いすること以外は、明洞屋台を食べることくらいしか決めていなかったので、なんと、Rさんのアテンドで東大門観光をすることになったのです。
🛩芸能事務所社長Rさんに連れられ、東大門観光
Rさんに連れられて東大門駅前……
ちょうど写真左のほうに見える富士山みたいなカタチのところが、DOOTA MALL(ドゥータ モール)というショッピングモール。ここを案内していただきました。
ビルの入り口前ではたくさんのフリーマーケットが賑やか。建物の中でもリリが好きそうな洋服がいっぱいでした。到着したばかりで、まだ購買意欲がわいていなかった私たち。なのでなにも買わなかったけれど、おしゃれでかわいいものがいっぱいで、見ているだけで楽しかったです。
このビル内のフードコートでご飯。
ちょっとわかりにくいかもだけど、ひとつで2~3人前ほどありそうなワンプレートご飯。2種類オーダーして3人で食べきれないくらいでした。
Rさんが払ってくれたのでお値段うろおぼえなのですが、たしかワンプレートあたり20000ウォンしなかったと思います。日本円で2000円弱くらい? 炒め物は甘辛、揚げ物はサクサク。コクと甘さがあり、おいしかぅた。日本人好みです。
東大門の問屋街に案内していただきました。Tシャツや靴下がいっぱい売っていました。駅の近くの大きなファッションビル。かわいい服や雑貨がいっぱいで、そのビルの中で大皿のお料理をごちそうしていただきました。
デザインプラザにも行きましたよ。
私たちが行ったのは、明るい時間帯でしたが、夜はこんなふうにライトアップされているそうです。
また街をぶらぶらして……Rさんは、某有名アーティストさん関係の(売ってはいない)ブルゾンをリリにくださるとのことで、「家にとりにいってくるね」と。私たちは、近くのケンタッキーでRさんを待ち……ブルゾンをいただいて夕方に別れたのでした。
東大門、またゆっくり行ってみたいです。
🛩みんなの愛情のおかげで韓国旅行初日を楽しくスタート
それにしても、Rさん。ご自身の友達Tさんと私が友達だということだけで、急遽会っていろいろお話をしてくださったり、観光アテンドまでしていただいて、申し訳ないほどのサプライズ。その日は本当は映画だか舞台関係者さまと会う予定があったそうなのですが、その時間をずらしておつきあいくださったことに本当に感謝でした。
また、Rさんを紹介してくれた友達Tさんも、私が「韓国で娘のダンスにつながりそうなところに行きたいんだけど……」と相談したら、すぐにRさんをつないでくれました。なんてありがたい……。
Rさんとは、つい先日、Tさんと会っているときにひさしぶりに通話しました。日本と韓国を行き来していらっしゃる方なので、また近々お会いできたらなあと思っています。
ほんと、みなさんのおかげでなんとか旅行初日を迎えた私とリリは、Rさんと別れて地下鉄で明洞まで戻り、夜はお楽しみの明洞屋台へとくりだしたのですが、そのあたりは、また次回。
本日の最後に……。この日に撮影した韓国の写真をもとに、インスタ「恋に効く詩の世界」の詩のリールを幾つか制作しています。よろしければ、こちらもご覧くださいね♪
どちらも、東大門デザインプラスでの写真です。それでは、また。アンジーでした。
(つづく)
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