キレイな女優がこんなことを言う。
「わたしって、案外ドジなんですよ〜」とか
「普段はけっこう普通なんですよ(にっこり)」とか。
彼女たちは経験的に知っているのだ。
ちょっと欠けたところがあったほうが親しまれるってことを。
最新シングル「Hung Up」でダンスフロアに戻ってきたマドンナも、
2000年に発売されたアルバム「MUSIC」のライナーノーツで
8曲目の「What It Feels Like For A Girl」」の歌詞に触れて
こう書いている。
いろんなことを達成しすぎることが、
必ずしも自分にとっていいこととは限らないことに気づく歌よ。
特に人間関係や男性とのやりとりの時はね。
男性はなんでもこなせる女性に恐怖心を抱くわ。
今まで何度も思ったわ。
この曲は“性別による力関係を知る”ことを暗に歌ったらしい。
マドンナのように成功した女性でも、
前向きに生きていこうとすれば“女性である”ことが足かせになる。
男の子は“プライド”っていう取り扱い要注意な爆弾を抱えている。
しかも、女の子よりずっと繊細にできている。
好きな男の子のプライド爆弾のスイッチを入れてしまったら
あなたは相当なマイナスポイントを喰らうことになる。
かと言って、何をすれば爆弾スイッチが入るかを探るのも難しい。
だったら、誉める。
小さなことから大きなことまで、上手に誉める。
たとえ自分が知っていることでも、彼が得意になって話していたら
「そうなんだ。ふ〜ん。何でも知ってるね。さすが!」
くらいの演技は、女の子だったらお手のモノ(でしょ?)。
そして、「ありがとう♪」をたくさんプレゼントしてあげよう。
“俺様ワールドの王様”でいたいのが男の子。
「女だってお姫様でいたいの」と思うなら、
まずは彼を王様気分にしてあげればいい。
要するに、男の子って単純なんだよね。
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