▼恋に恋してる女性
「いつか私には、理想の男性があらわれるはず……」
そんなふうに夢見る、いわゆる「白馬に乗った王子様」を待つ女性が、
意外と多いように思います。
中学生や高校生という、若い世代だけではなくて、20〜30代の
女性にも、とても多いな……というのが、最近恋愛相談をしていての
感想です。
確かに、ロマンティックな恋ってあこがれますよね。
映画「タイタニック」のような運命の出会いがあったらいいなとか、
ロミオとジュリエットのように激しい恋をしたいなとか……。
女性は、恋に対する思いがとても強いように思います。
男性は、それほどでもないと思うのですけれども。
そして、この女性の「白馬に乗った王子様」を待つような気持ちという
のが、現実の恋のさまたげになっているように思えてなりません。
理想が完璧であるがために、実際に近くにいる男性なんて、
ちっとも魅力的と思えなくなってしまうのです。
「Aくんは、ルックスはいいけれど、ファッションセンスがちょっとね」
「Bくんは年収は高いけれど、家柄がちょっと」
「Cくんは政治家の家系で経済力もあるけど、ルックスが……」
というふうに、周囲の男性の欠点探しばかりしてしまうのです。
▼理想という「壁」をとっぱらう
これって、とてももったいないことだと思いませんか。
恋に恋するワクワクの楽しさももちろんありますけれど、ある年齢に
なったら、そのワクワクを卒業してもいいのではないかと思うのです。
だって、完璧な人間なんて、おそらくどこにも存在しません。
もしいたとしても、その男性は、自分と同じようにパーフェクトな
女性を望むことでしょう。
どんな恋をしたいかという理想を持つことも大切だけれど、
ときにはその理想をとっぱらってみるほうが、出会いが広がります。
本当に、心から恋をしたいのなら、「白馬に乗った王子様」への
幻想は捨てることです。
あるいは、そういう男性に近づけるように、自分も完璧な女性に
なるしか……。
恋愛の理想と現実。
その狭間でゆれてしまうこともあるかと思いますが、
どうぞ、「私の彼は、こうあらねばならない」という壁を
とっぱらってみてください。
意外と、周囲の男性の魅力が見えてくるかもしれませんよ。
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