「彼とやっとデートしたのに、それっきり連絡がないんです」
もしも、あなたがそんな悩みを持っているとしたら……。
それは、とてももったいないです。
こうした悩みにおちいらないために、最初のデートのときには、
次のデートを意識して会話をしてみましょう。
彼と話すときには、自分のことを話す【自己開示】をしながらも、
できるだけ彼のプライベートな話を聞きだすことが大切です。
相手を知ろうという気持ちで上手に質問をし、彼の話に耳を傾ければ、
彼はあなたを信頼するようになるでしょう。
それに、彼の話を熱心に聞くことにより、あなたがまだ知らない
彼の一面が見えてきます。
その“彼の一面”こそが、次のデートの約束のポイントになるのです。
たとえば、
彼がゴルフが得意ということを話していたら、
「一度やってみたいわ。教えてほしいな」
と話してみる。
彼が見たい映画があると話したら、
「その映画、私も見たいな。一緒に行かない?」
と誘ってみる。
彼が推理小説に興味を持っているようでしたら、
「その本、読んでみたいな。貸してくれない?」
とお願いをしてみる。
デート中に彼がその本を持っているとしたら、その場で
借りてしまい、返す日を約束する。
このように、彼が興味を持っている分野のことで、彼を誘えば、
単に
「次は、いつ会える?」
と誘うよりもずっと効果的なのです。
▼デートの日を指定する
自分の好きなことに興味をもたれて、嫌な人間はいません。
まして、デート中の相手に興味をもたれれば、恋愛のテンションが
あがっていくことはあれ、下がることはないでしょう。
このとき大事なのは、次のデートの日時まで決めてしまうことです。
「予定は、あとでメールで決めようね」
としてしまいますと、日常生活の忙しさに追われて予定が流れて
しまいかねません。
もっとも、初デートで彼の心を完全に奪えるような恋愛上級者なら
また話は別で、多少の駆け引きをして、彼に誘わせるほうがいいのかも
しれませんが。
もしもあなたが“自分は恋愛上級者ではない”と思っているのであれば、
“たった二人で”“時間を共有している”デート時間に、
“自分から”誘うことが、恋愛を進展させる一番の方法なのです。
デートの日の提案は、具体的にしてみてください。
たとえば、彼の予定を尊重しすぎて
「あなたは、いつなら都合がいいの?」
というふうに誘ってしまいますと、彼に“迷う時間”を与えてしまいます。
それよりも、
「今度の日曜日はどう?」
と、提示してみるほうが、話が前に進みやすいのです。。
このときに、彼がもしも
「今度の日曜日はちょっと用事が……」
などと言い出しましたら、
「じゃ、その次の週は? 今、決めちゃいましょうよ」
というふうに、積極的にふたりのスケジュールを決めてしまうほうが、
二人の仲が進展しやすいのです。
▼恋はタイミングが大事
人間は、“過去を忘れる”生き物です。
たとえ、あなたとのデートがとても楽しかったとしても、数日後になって
しまうと、その楽しさが意識の中から少しずつ消えてしまいます。
万が一、初デートのときに次の約束ができなかった場合には、
デートの帰り道でお礼のメールを入れましょう。
「ありがとう、また会いたいな」
というふうにです。
そして、初デートから数日以内には、次のデートにむすびつくような
アクションを起こしてみましょう。
ここでいうアクションとは、メールや電話をして、とにかく彼を誘う、
ということです。
鉄は、熱いうちに打て。
恋愛は、タイミングが大事です。
「自分から誘うなんて……」
と引っ込み思案にならないで、どんどん積極的に誘いましょう。
自分の欲望を満たすためには、正直にならなくちゃ。
誘ってもダメなら、そのときにあきらめればいいだけなのですから。
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