▼外観の重要性
「人は見た目じゃない。中身が大事」
そう考える読者の方も、いらっしゃるかもしれませんね。
もちろん、人間の中身は大事です。
でも、同時に、人間の外観もコミュニケーションのためには
大事であるということを
恋マガでは何度もお伝えしてきました。
外観が第一印象に及ぼす影響、
女性にとってのメイクがいかに大事か…などについて
何度もコラムでお届けしたので、
ご記憶の方も多いのではないかと思います。
今日もまた、外観について。
彼の外観と性格との関係を知る方法をお伝えしたいと思います。
▼クレッチマーの三類型
外観と性格との関係性については、さまざまな書物があります。
もっともポピュラーなのが、ドイツの精神医学者である
【クレッチマー(1887〜1967年)の三類型】では
ないでしょうか。
クレッチマーは、数々の診療を行った結果、患者の体型と
病気には一定の関係があると感じ、
人間を【細型】【肥満型】【筋肉質型】という
三類型にわけ、以下のように性格を分類しました。
気質 性格
・細長型 分裂気質 繊細、無口、まじめ、非社交的
・肥満型 そううつ気質 善良、親切、社交的
・筋肉質型 粘着気質 こり性、几帳面、粘り強い
細長型は、温厚でとてもやさしい性格。
あまり他人を攻撃することはなく、
他人の言うことに声高に反対しません。
逆に、人間関係になにかよくないことが起きますと、
自分を責めてしまう【内罰】的な傾向があります。
肥満型は、にこやかで朗らかな“いい人”のときと、
落ち込んでだまりこくってしまうときが交互にやってきたり、
あるいはどちらかの性格が極端に表面化したりします。
何も知らずにつきあうと、
いつもふりまわされてしまい、
「この人はなんて気分屋なの!?」
と、腹のたつことがときどき起きるかもしれません。
筋肉質型は、耐えることが得意。
ひとつの仕事や恋をいつまでもいつまでも
とことんつきつめて考えるタイプです。
また、誠実で几帳面で義理堅く、
人を裏切りません。
が、その一方で、
ふられた後にストーカーに変身してしまう
可能性も秘めています。
思いがかなわないときには、強烈に怒ることも。
気性の激しい面もあるのです。
▼あなたの彼はどのタイプ?
以上が、クレッチマーの三類型の詳細です。
こういう心理学のデータをいくつか知っておくと、
ときどき役立つときがあると思います。
彼と喧嘩しそうになったときや、
まだつきあいの浅い彼の性格を知りたいとき。
ふとこの分類を思い出したりすると、
彼の言動に対して冷静に対処できるのです。
こうしデータを参考にすることで、
自分が相手に対してどんな対応をすればいいかが
はっきりと見えてくることも。
もちろん、心理学の法則は絶対の法則ではないのだけれど。
転ばぬ先の杖として、お使いくださいね。
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