あなたは、行列のできているレストランと、いつもがら〜んと
誰も入っていないレストラン。
どちらに入りたいなと思いますか?
たぶん、行列のできているレストランのほうに興味がある、
という人が多いのではないでしょうか?
やっぱり、がら〜んとしているお店、入りたくないですものね。
こうした人間心理は、ニューヨークの街でミルグラムが行なった実験結果でも
実証されているんです。
▼行列ができるワケ
1969年にミルグラムは、
サクラが街でたちどまり、ビルの6階を60秒間見上げたときに、
周囲を歩く通行人がどれだけ上を見上げるかという実験をしました。
すると、サクラがひとりのときには上を見上げた通行人は40%でしたが、
15人になると85%まで増加したそうなんです。
つまり、
「人が注目しているモノに、ほかの人も注目しやすい」
ということ。
これは、人間同士でも同じことが言えるんです。
もてる人は、よりもてるようになっていく。
もてない人は、さらにもてない道をすすんでしまう…。
つまり…。
もしもあなたに今、彼がいないとしても、異性の前であまり
「彼がいないのよ〜」
という態度をとってしまうと、あなたへの注目度が落ちてしまうのです。
むしろ、彼がいないということなど、ぎりぎりまで話さないほうが
いいのかもしれません。
ところが、彼のいない女の人は、「もてないオーラ」を出しがちのようです。
はたして、この「もてないオーラ」とは何か。
それは、「自信がなさそうな態度・仕草」。
「誘ったら、いつでもどこでもついていきそうな雰囲気」。
ではないかと私は思います。
たしかに、自分を安売りしていると、
男の人から声をかけてもらいやすいというメリットもあります。
ツンとお高くとまった美人よりも、
「声をかけやすい」
と思ってもらえます。
でも、男の人が、もてないオーラが出ている女の人を誘うときって、
あまり「本気でつきあおう」と思っていない場合が多いもの。
そんな誘いについていっても仕方がない…とは思いませんか?
▼もてる女を演出する
誰だって、行列のできるお店が好き。
いろんな人から好かれている人が好き。
恋愛のときもそうです。
男の人にとっては、
「すぐに手に入りそう」と思える女の人よりも、
「ちょっと努力したら手に入りそう」と思える女の人のほうが
魅力的にうつるもの。
だから、もしもあなたに彼がいなくても
安売りしないで、ちょっと高値をつけるつもりで
ふるまってみてはいかがでしょうか。