▼彼の気持ちをしりたい
「彼と結婚したいんだけれど、彼がどう思っているかわからなくて…」
「つきあって2年以上経つのに、プロポーズしてくれなくて…」
ときどき、そんな相談をいただくことがあります。
こうした相談をいただいたときにいつも感じるのは、
恋人同志でも、お互いに本心を話していない場合が多いのかな…?
ということです。
だって、話していれば、彼がどうしたいかって、自然にわかること…ですよね?
お互いの将来のビジョンを日頃から話し合っていれば、
「あ、この人とはずっとやっていけそう」
とか、
「この人は私と結婚したいのかも…」
とか、
ピンときそうな気がするのです。
▼彼との「対話」を増やす
思うに…。
「彼が私と結婚したいのかどうかが今ひとつわからない」
という方は、彼との真剣な対話が少ないのではないでしょうか?
お互いに趣味が同じだし、聞きたい音楽も一緒。
一緒にいると、あっという間に、楽しい時間が過ぎていく。
だけど…。
お互いが、どんなふうに生きていきたいのかということを
真剣に話し合っていないのでは…?
そして、
結婚生活にとって一番大切な
「お互いがどう生きていきていきたいのかという話」をしていないため、
あなたの彼は、結婚生活をリアルに想像できずにいるのかもしれません。
そこで思うのですが、あなたが彼の気持ちをしりたいのなら、
彼が
「結婚したら楽しくなりそう」
と思えるような話をどんどんしてみてはいかがでしょうか。
もちろんこれって、ちょっと勇気のいることですし、
「私が結婚の話なんかしたら、彼はひいちゃったりしないかな」
「結婚の話なんかして、重荷に思われたらどうしよう…」
と、ネガティブな想像をしてしまう人も多いのかもしれません。
だけど。
結局のところ、何年つきあったとしても、彼の真意を確かめないことには、
一歩も先に進めないと思いませんか?
▼ポジティブな問いかけ
そして、もしも彼が「ひいちゃう」ことがあるとしたら、
結婚の話そのものに対してではないと思うのです。
男性が「ひいちゃう」のは、
「私のことを重荷に思われたらどうしよう…」
という女性の気持ちに対しての場合の方が多いのです。
面白いもので、人間関係って、
「ネガティブなアプローチにはネガティブな回答が返って来やすい」もの。
逆に、
「ポジティブなアプローチにはポジティブな回答をもらいやすい」
というわけです。
つまり…。
あなたが、友達の結婚披露宴の様子などを恨めしそうに話したりしたら、
彼はうんざりしてしまうかもしれません。
「ねえねえ。私とおない年の友達が昨日結婚式だったのよ。
私も、そろそろ29歳だし。このままではいけないと思うの。
一体、あなたは私のことどう考えてるの?」
こんなふうに責める口調で言ってしまったら、もともと彼に結婚の意志が
あったとしても、萎えてしまうでしょう。
逆に、明るく可愛らしく
「ね、あなたといると楽しいな。私たち結婚しちゃおっか?」
などとアプローチすれば、彼もワクワクしながら
将来のふたりの姿を想像してくれるかもしれません。
▼将来のビジョン
明るい口調で彼に結婚の話をふったら、
彼の様子をうかがいながら、
彼の将来のビジョンをどんどん聞き出したいですよね。
彼は両親とは同居しようとしているのか、
女性が働くことをOKと思うタイプかNGと思うタイプか、
子供を持ちたいと思っているのか、
家事はどちらがすることを想定しているのか…?
もちろん、こうした細かな話をするのは、ちょっと勇気のいる
ことかと思います。
だけど、もしも、これらのことをまったく話さずに結婚したとしたら…?
「えー! 私は、結婚しても仕事を続けるつもりだったのに」
「彼は、家事は女の仕事だと言って、ちっとも家のことを手伝ってくれない」
「一刻も早く子供が欲しいのに、彼は一生子供はいらないって言うの…」
「ああ、こんなはずじゃなかったのに…」
などという結果になりかねません。
こうした結果にならないためにも、
結婚前には、お互いの将来のビジョンについて必ず話し合う必要が
出てくるのです。
もちろん、
「お互いのビジョンが100%同じ」
なんていうことは、まずありえないと思います。
どんなに似ている人同志でも、少しずつ違う部分を持っているものですし。
でも、違いがあったとしても、あんまりガッカリしないことです。
それよりも、お互いの違いを埋めていく方法を考えてみてください。
あなたが、譲れる部分はないでしょうか。
彼に、譲ってもらえそうな部分はないでしょうか。
その結果、お互いが少しずつ、譲れる部分があるのだとしたら…。
「絶対に譲れない部分」は、譲らずに済むようだったら…。
その時は、
その人と結婚したら、きっとうまくいくと思うのです。
なぜかと言いますと、
「譲れる」ということは、それだけ相手の人を愛している証でもあり、
あなた自身が「人間は譲り合わないとうまくやっていけない」という
大人の感覚を持ち合わせているということ。
そういう人なら、誰かと一緒に暮らすことを請け負う強さと優しさを
持っているはずだからです。
そして、自分が絶対に譲れない部分を守っていけそう…ということは、
好きな人との人生を楽しみながらも、自己犠牲の部分はそれほど多くは
ないということ。つまり、彼との生活を楽しみながら、「私個人」の人生も
楽しんでいけそうだからです。
ちなみに、男性が貯蓄をするきっかけの多くが「結婚を意識したとき」
というデータもあるようです。
もしかしたら、あなたの彼も、
あなたとの将来のことを考えているのかもしれませんよ。
どうぞ、明るく、ポジティブに。
ふたりの未来について、彼と話してみてくださいね。
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