▼どうしていつもうまくいかないの?
「あの人はどうしていつもうまくいくのだろう」
「自分はどうしていつもうまくいかないだろう」
そう思ったこと、ありませんか?
特に第二子以降の人よりも第一子が、男性よりも女性の方が
そう思いやすく、これを心理学用語では「自尊感情」が低い、
という言い方をしています。
また、過去に失敗の体験が多い人ほど、
「また、失敗してしまうのでは…」
と思いがちです。
▼プラスの言葉を口にする
「また、失敗してしまうのでは…」
こうした不安は、
自分に自信を持つことによって取り除いていくことができます。
自分に自信を持つ方法について
このテキストでも何度かご紹介してきましたが、
プラスの言葉を口にしてみる、というのもひとつの方法です。
人間って面白いもので、
「わたしは、かならずうまくいく」
と思い、口にしている人は、何事もうまくいきやすいもの。
一方、
「どうせわたしは、またうまくいかない」
と思っていると、何事もうまくいきにくくなります。
そう、運命って、自分の手で作っていくもの。
自分が思いこんだ方向に、動いていくものなのです。
▼失敗してもめげない
プラスの思いこみをした人としなかった人の間には、
大きな違いが出てきます。
たとえば、以前、こんなことがありました。
今から2年ほど前に、私は、あるふたりの女の人
(仮にAさんとBさんとしますね)と出会いました。
年齢は20代後半。
離婚をして、仕事も失い、お金もまったくない。
環境がよく似たふたりでした。
2年経った今、
Aさんは、好きな仕事にもつき、新しい恋愛も手にいれました。
ところがBさんは、仕事にもつまづき続けていて、
恋愛もうまくいっていません。
特にAさんが幸運な人かというと、そうでもありません。
どちらかというと、何度も失敗をくりかえしているタイプです。
ただひとつ、このふたりは、口癖がまったく逆だったのです。
Aさんは、失意のどん底にいながらも、常に
「よし。これからきっと私はうまくいくはず」
と思い、その言葉を口にしてきました。
Bさんは、
「どうせ私はしあわせになんかなれないのよ」
そう言い続けていました。
このことが、ふたりの一番大きな違いです。
そして、この違いが、今のふたりの環境をカタチ作ったのです。
Aさんだけではありません。
「うまくいく」と信じて生きている人が、
実際にうまくいっているのです。
「うまくいく」と思っている人は、
自然にうまくいくための方法を考え、行動を起こします。
ところが、「うまくいかない」と思っている人は、
方法も考えませんし、行動も起こしません。
行動を起こさなければ、環境に変化は訪れないのです。
▼リスクは誰にでもある
もちろん、思ったことが100%、絶対にかなうという保障はありません。
それは、あなたも、私も、誰でも。
大きな賭けに出て、失敗をしてしまう可能性もゼロではありません。
どんな生き方を選んでも、多少のリスクはあるのです。
前述のAさんも、
「わたしは、かならずうまくいく」
と思って行動をした結果、失敗もたくさん経験しました。
ただ、何度失敗しても、決してめげない力強さを持っていたのです。
「今回はうまくいかなかったけれど、次回はうまくいくようにがんばろう」
そう思い続け、前向きに生きてきたからこそ、
恋も仕事もうまくいったのです。
▼きっと次はうまくいく
今日はバレンタインデーですね。
今日、告白しようと思っている読者のみなさん。
どうぞ、
「わたしはかならず、うまくいく」
と思い、その言葉を口にしてから告白してみてくださいな。
うまくいく、と思えているときは、きっと、
爽やかな魅力的な表情になります。
うまくいく、と思えている人と話すと、
まわりの人も楽しくなります。
そして、告白をした結果。
もしも好きな人に受けとめてもらえないとしても。
それは、たまたま相手の人と縁がなかっただけです。
どうぞ、
「わたしはダメな女なんだ」
なんて思ったり、自分のすべてを否定したりしないでくださいね。
もしもダメでも
「きっと次はうまくいく」
そう思うようにしてみてください。
もしも思えなくても、そう口に出して言ってみてください。
口に出して言うことで、
心の中でも、だんだんそう思えるようになっていきます。
そう思えたとき、前向きに生きる勇気がわいてきます。
そうすると、いつかかならず、うまくいくときがやってくるのです。
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