「彼の誕生日。今年は何ををあげようかなぁ…。」
大好きな彼へのプレゼント。
あなたはいつも、どうやって選んでいますか?
「予算は2万円。でも2万円じゃ足りないかなあ。
そうだ。誕生日には4万円のモノをあげて、そのかわり、
今年はクリスマスプレゼントはなしってことにしてもらおっと」
そんなふうに、プレゼントを選んだことはありませんか。
実は、こうしたプレゼントの選び方は、かなりNGな選び方。
プレゼントは、大きなモノをドーンと1回だけあげるよりも、
ちょこっとしたものを何度もあげる方が効果的なんです。
つまり、4万円のモノを1回だけあげるより、
2万円のモノを2回あげる方が、うんと喜んでもらえるということ。
これは、心理学用語で「価値効用理論」と言われているものなんです。
この理論、彼と逆の立場になったと思って、ちょっと考えてみましょうか。
たとえば、彼から2万のブレスレットをもらったら、単純に嬉しいですよね?
これがもし4万円のブレスレットだったら……。
はたして、あなたの喜びは2倍になるでしょうか?
たしかに、ちょっとでも高いモノをもらう方が嬉しいかもしれないけれど、
2万円のモノの2倍嬉しいかと言うと、そうではないですよね。
よろこびは確実に2倍未満です。
ところが、2万円のプレゼントを2回もらうと、
単純に2万円×2倍の喜びを感じる、というわけなのです。
そう。
プレゼントって、何をもらったかよりも、
「相手が自分のためにこれを選んでくれた」
という部分に感動するものなんですよね。
「いくら」のモノをもらったかよりも、
「なんど」自分のために選んでくれたか…
それが大事だったりします。
よく「マメな人はもてる」と言われていますが、
これはどうやら本当のようです。
そしてこれは、プレゼントにかぎったことではありません。
たとえば、彼への電話。
月に1度だけ電話をして60分話すよりも、
10分しか話せなくてもいいから週に1度する方が、
相手に好印象を与えます。
メールも、おなじこと。
毎週1度1000文字の愛の言葉を送るよりも、
たとえ10文字だけでも、毎日送る方が効果的なんです。
プレゼントも、電話も、メールも、
相手とスムーズなコミュニケーションをとりたいから
「したい」と思うもの。おなじ「する」なら、
よりプラスのメッセージにしていきたいですよね。
「いつも、あなたのことを考えているわよ」
そんな気持ちを、上手に彼に伝えてくださいね。
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