春ですね。
春には、会社の人事異動もありますし、出会いのチャンスがいっぱいですね。
新しい同僚を好きになったりしたら…これは、大きなチャンスです!
なぜかというと、人は、近くにいる人を好きになりやすい生き物だからです。
このことは、モアランドという人の1982年の実験データでも明らかになっています。
モアランドは、女子大生を集め、半分の人たちには毎週同じ男子学生の写真を
見せて、残りの人たちには毎週違う男子学生の写真を見せる実験をしました。
すると、毎週同じ写真を見た女子大生たちの方が、その男子学生に好意を持ったそうなんです。
また、ドイツのある調査では、夫婦の8割が婚姻前には5キロ圏内に住んでいた、という結果が出ています。
このことからも、近くにいる人同士の方が恋に堕ちやすいことがわかると思います。
近くにいる人にふりむいてもらうには、もっともっと相手に近づくことです。
好きな相手が参加する会社のイベントなどには積極的に参加して、彼にもっと接近し、自分の存在をアピールしましょう。
彼と話すときには、聞き役にまわりましょうね。
彼が趣味について話しはじめたら、身を乗り出して、うん、うん、と、頷きながら話を聞きましょう。
そして、彼をほめちぎりましょう。
たとえば、彼の趣味がサッカー観戦だとしましょうか。
彼がサッカーのルールなどについて話し始めたら、とにかく「すごいね。いろんなこと知ってるのね!」と、ほめてあげるんです。
もし、彼の趣味に興味が持てなくても、「興味がないわ」なんて言わないでね。
「サッカーってあまり知らないの。どんなルールなの。ぜひ教えて」というふうに話してみてください。そう、この「教えて」という言葉を使うのがポイントです。
彼は、「教えて」と言われることで、自分が頼られているのだと思い、あなたに好意を持つようになるでしょう。
こうして彼と友人関係になったら、今度は、彼に相談を持ちかけてみてください。
「仕事のことで相談したいの」「探しているCDがあるの」など、彼がこたえられそうな内容を選んで相談してくださいね。
こうして自分の心の内を話すことを、心理学用語では「自己開示」と言います。
「自己開示」をされると、人は、その相手を好きになりやすいのです。
上手に甘えて相談して、グッと彼との距離を縮めちゃいましょう。
さて、彼と親密になったら、あとは、彼を日々じっと観察してみましょう。彼が病気になったり、落ちこんだりしていたらチャンスです。
なぜなら、人は、元気なときより、弱っているときの方が恋に堕ちやすいからです。
元気のない彼に「どうしたの?」とやさし〜く声をかけてみてください。
彼の心にググッと迫れること間違いなしです。
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