◆ ちょっと前に書いたあくあの歌に、お問合せをいただきました。
なので、今日はお問合せにおこたえしちゃおうかな。
いただいたお問合せは、↓こういう感じのが多かったの。
薄暗いエレベーターの彼方
あの人は
空の粒子になった
壊れたパソコンと
食べかけのアイスを残して
これはどのようなシチュエーションのもとに創られた歌なのでしょうか?
とても衝撃を受けました。
1度読んだだけで涙が止りませんでした。
よろしかったら教えていただければと思います。
(匿名さん)
◆ 匿名さんほか、たくさんの方から同様のお問い合わせをいただきました。
この歌は、私のとても親しかった人が、ある夏の日に自殺してしまったときの思いを詠った歌なんです。いつも明るくて、誰にでも好かれるような人だったのに、もうすこししたら会おうと話していたのに、たったひとりでこの世を去ってしまいました。5行目の「食べかけのアイス」という言葉は、私が好きなミュージシャン、渡辺英樹さんの歌のタイトルからいただきました。
(※ちなみに、英樹さんのHPは http://www.vothm.com/
です。)
親しかったその人と会えなくなり、もう何年も経つのですが、その人のアドレス、いまも消せずにいます。お墓にも、まだ行けずにいます。その人がこの世にいないということを、まだ認めたくないのかもしれません。ちょっと暗い歌かなぁと思いながら掲載したところ、たくさんの方からメールをいただいたので、なんだか、嬉しかったです。
感動したと言ってくださったたくさんの方、本当にありがとう。この歌を作ったのは私のようでいて、私ではありません。天国のどこかにいる、私が大好きだった人が作った歌なんだと思っています。
(あくあ)
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