結婚詐欺については、裁判を起こしても勝てないケースが多いようですね。
前号の「恋マガ」の「恋のデータ」でも、最近の結婚詐欺の裁判事例をとりあげています。参考にしてみてくださいね。
もし裁判を起こすとしたら、彼から「結婚しよう」と言われた録音テープや、結納をすませたという証拠がないと、なかなか勝てないでしょう。まずは、弁護士さんに相談してみてください。
彼からクビをしめられたとは…尋常じゃないですね。どんな成り行きで彼からクビをしめられてしまったのでしょう。その時、あなたの身体と気持ちは、どんな状態でしたか? 彼の殺意をその時感じて、身の危険を感じていたのだとしたら、弁護士さんに相談してみてはどうでしょう。
ただ、こうした、いわゆるドメスティック・バイオレンス(家庭内暴力)も、なかなか裁判で勝てないのが現状のようです。しかし、最近では、家庭内暴力を受けた人を暴力から守るための”DV法”(ドメスティック・バイオレンス法)が成立し、各都道府県に、ドメスティックバイオレンスの相談所が設置されています。まずは、あなたの住む(都道府)県庁に訪ねてみてはどうでしょう
か。
いただいたメールの中で、ちょっと気になるところがあるんです。
あなたが、「裁判を起こして彼を困らせたい」「彼をだめにしてえやりたい」と、おっしゃっているところです。
たしかに、彼に嘘をつかれたこと、クビをしめられたことは、あなたにとって辛いことだったかも知れません。でも、恋って、2人でするものじゃないのかなあ。彼とあなたと2人の思いがあったから、5年もつきあっていたんじゃないのかなあ。
彼を困らせたい、ということにエネルギーを注ぐよりも、これからの出会いに期待できるような毎日だといいですね。
がんばってね!
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