恋愛カウンセラー 安藤房子のオフィシャルサイト
恋愛カウンセラー 安藤房子のオフィシャルサイト
恋愛カウンセラー 安藤房子のプロフィール
恋愛カウンセラー 安藤房子の事業内容
恋愛カウンセラー 安藤房子の著書
恋愛カウンセラー 安藤房子のメディア出演情報
恋愛カウンセラー 安藤房子の恋愛メルマガ
恋愛カウンセラー 安藤房子の恋愛コラム
恋愛カウンセラー 安藤房子のカウンセリング
恋愛カウンセラー 安藤房子へのお問い合わせ
恋愛カウンセラー 安藤房子のセミナー講演情報
恋愛カウンセラー 安藤房子のリンク
恋愛カウンセラー 安藤房子のブログ
   
恋のデータ  - Data - vol.177 ( 2005/5/1更新 )

■ 彼が、わたしより“あの人”を選んだ理由 (ミワ)


「ごめん。ほかに好きな人ができた……」

彼を奪われてしまったとき、女は何故か男を責めるより
彼を奪った相手に怒りの矛先を向ける傾向があるらしい。
「いったい、どんな人なの!? わたしより何がいいワケ!?」

ちょっと古い資料なんだけど、アンアン 2003/10 No.1382 に
こんなアンケートがありました。
「略奪女性があなたに勝っていたと思う点は?」

彼が、わたしより“あの人”を選んだ理由。
彼を奪われた女性は、その理由をこんなふうに分析しています。

【Q】読者512人に聞いた、略奪女性があなたに勝っていたと思う点は?
(複数回答)

  ・彼と同僚であるなどの環境面---------------53人
  ・彼との相性(趣味、方向性)---------------34人
  ・若さ-------------------------------------26人
  ・過去のつながり(元彼女、幼馴染など)-----23人
  ・美貌-------------------------------------22人
  ・スタイルのよさ---------------------------18人
  ・彼との相性(SEX)------------------------16人
  ・性格のよさ-------------------------------15人
  ・家事能力---------------------------------13人
  ・彼の出世に役立つ親族がいる---------------11人
  ・彼女自身の経済力、キャリア---------------11人


“会えない時間が 愛 育てるのさ。目をつぶれば 君がいる”

郷ひろみが甘ったるく歌っていた「よろしく哀愁」がヒットしたのは1974年。
今からもう30年以上も前のこと。
読者のみなさんの中には、まだ生まれていない人もいるでしょうね(笑)。
ケータイもメールもなかったあの頃は、
“会えない時間”さえも二人の恋愛温度を上げる要素だった。
会えないもどかしさが二人の時間を濃密にしたのだ。

でも今は、“相手とつながっている”と思える恋愛ツールが増えて
“会えない時間”の埋め方にもバリエーションが広がった。
メールやケータイはもちろん、テレビ電話もあるし
Skypeなんていう遠距離恋愛カップルには画期的なものもある。
Skypeってこれ → http://www.skype.com/

だけど、これが落とし穴なんじゃないかと思う。

簡単にコミュニケーションが取れるようになった分、
よけいに相手の気持ちを確認したくなる。
「メールの返事が来ない」とか「ケータイが留守電ばっかり」とか、
便利さが裏目になって恋の不安を煽る。
“会えない(連絡が取れない)”ことにガマンできなくなってしまう。
“会える時間”こそが恋愛タイムで、
“会えない時間”は愛を育てるどころか、ぴゅるるーんとすきま風が吹く。

そんなとき、毎日顔を合わせる同僚にちょっと気になる人がいたら
恋人から来たメールの顔文字より、同僚のリアルな笑顔のほうが
彼の恋愛温度を上げる可能性は高い……かもしれない。
おなかが空いていれば、
遠くのレストランのディナーより目の前のファーストフードのほうが
確実に今の空腹を満たしてくれるから。

彼だけじゃない。
彼女にも、同じ状況は起こりえる。
「ごめんね。ほかに好きな人ができたの。
毎日顔を合わせていたら心が動いちゃった……」とかね。

便利は不便を生み、ときに不幸も生むのですよ。

   
Copyright(c)2002-2006 F.A.Office. All Rights Reserved.