最近、テレビドラマやバラエティでは「法律」がブームですね。
日経ウーマン2月号でこんな特集を見つけました。(回答数:256人)
Q1.法律の知識が必要だと感じたトラブルに遭った経験は?
ある 44% / ない 56%
Q2.それは誰とのトラブルでしたか?
・1位 夫 ------- 17.6%
・2位 職場の上司 ------- 15.5%
・3位 見知らぬ人 ------- 9.9%
・4位 会社 ------- 7.0%
・5位 恋人 ------- 7.0%
やはり、パートナー(夫・恋人)や職場の上司など、
身近な存在である場合が多いようです。
Q3.どんなトラブルでしたか?
・1位 お金 ------- 18.2%
・2位 浮気 ------- 7.7%
・3位 職場での待遇について ------- 6.3%
・4位 パワーハラスメント ------- 4.9%
・5位 暴力 ------- 4.9%
どれも困った問題ですね。
その中でも「恋愛・離婚トラブルの理由」として、
・夫が収入を隠し、家にお金を入れない
・結婚するって約束したのに、逃げられた
・ストーカー行為
・夫や恋人のDV(ドメスティック・バイオレンス)
などが挙げられています。予想通りでしょうか?
最近は、
・夫にこれといった不満はないが、別れたい
・夫から「性格の不一致」を理由に、離婚を迫られた。
協議離婚の一年後、愛人がいたことが判明。
・恋愛感情もない上司との、一度だけの過ち。
上司の妻にばれて慰謝料を請求された。
などなど、複雑な問題が絡み合っている場合も。
上記の場合、離婚申し立てには正当な理由が必要だとか。
また、慰謝料請求が可能でも現実的には難しかったり……。
不倫にも、法律は甘くないようです。
Q4.そのトラブルについて最終的にどんな対処をしましたか?
・1位 第三者に相談した ------- 31.7%
・2位 泣き寝入りした ------- 27.5%
・3位 当人同士で話し合い ------- 21.8%
・4位 法律相談(対面) ------- 19.0%
・5位 調停に持ち込んだ ------- 9.9%
・6位 法律相談(電話・書面)------- 7.0%
・7位 裁判を起こした ------- 4.2%
現実には、法律相談をする人は少ないようですね。
悩みがエスカレートしてしまう人もいるそうです。
時には、専門家に相談することも必要かもしれません。
「法律知識は、誰かを訴えるための法武装ではなく、自分で自分を守るための
もの。そして、社会人のたしなみとして知っておくべきもの」
そんな言葉が印象に残った特集でした。
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