結婚と仕事。
この狭間で悩んでいる女性はけっこう多いようですね。
今回は既婚者300人に聞いた「結婚してからの自立」についてです。
○あなたは仕事をしていますか
イエス 219人 ノー 81人
○今の仕事に満足していますか?(仕事をしている人219人の回答)
イエス 120人 ノー 99人
○仕事をする理由はなんですか?(複数回答)
・金銭を得て生活を豊かにするため 88人
・社会との関わりを得るため 31人
・自分を高めるため 16人
・自己実現のため 13人
・働くことがすきだから 11人
○仕事をしない理由はなんですか?(複数回答)
・子育てのため 49人
・適当な仕事がないから 17人
・ほかにやりたいことがあるから 13人
・夫のために家事に専念したいから 7人
○仕事をしたいですか?(仕事をしていない人81人の回答)
イエス 58人 ノー 23人
○仕事をしたい理由は(複数回答)
・自由に使えるお金がほしい 32人
・社会と関わりを持ちたい 11人
・生活にメリハリをつけたい 8人
・生きがいがほしい 6人
※参考資料:Grazia No.90(2003.9月号 講談社)
社民党の党首を辞任した土井さんが一世を風靡した1990年代の初め。
「女性の社会進出」は時代のキーワードになり、
エネルギッシュな女性たちがマスメディアをにぎわせた。
このとき、「女性の自立」といえば
お金はもちろんだけど、
それ以上に、社会で認められることが重視されていたような気がする。
そして、今。
生活状況がキビシイ中、女性にとって自立といえば、
まずは「金銭的な余裕」を挙げる人が多くなった。
こんなときに自分の生活を守っていくなら
まずは金銭的な自立が必要だと考えるのは当然かもしれない。
たとえ結婚していても、
旦那さんはいつリストラされるか分からないし
会社だっていつ倒産するか分からない。
子育てにかかるお金は増える一方。
理想の結婚だと思っていても、旦那さんから
「ごめん。ほかに好きな女がいる。別れてくれ」
と、言われてしまう可能性も、ある。
結婚生活もリスクだらけで、
「自分探しよ」とか「生きがいがほしいの」なんていう大義名分より
頼れるものは、やっぱりお金。
チャップリンだって言っている。
「人生に必要なのは、愛と勇気とサム・マネー」。
少しのお金は人生をスムーズにするし、恋だってスムーズにするもの。
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