講談社「フラウ」のWEB会員229名(20代・30代中心)に聞きました。
○「誰からも愛されない」と思うことは怖いですか?
・怖い 195人 ・怖くない 34人
※参考資料:FRaU NO.300(講談社 2003/10/28)
一般的に、自分をきちんと愛することができる人のほうが
“愛されなくても平気”だと言われていますが、
100%の人が“怖い”でもいいくらいです。
それくらい怖くて当たり前です。
これは、カップルセラピスト平準司さんのコメント。
単純にしてストレートなこの質問、実はけっこう鋭い。
なぜかって、「怖い」「怖くない」を考えながら、
いろんなコトが浮かんできた人が多いと思うから。
ベストセラーになった「7つの習慣」という本に
“天候に気分が左右される人は人間ができていない”
みたいなことが書かれていた記憶がある。
だけど、人は意外と単純で、
ちっちゃなコトにつまずいたり
バカみたいなコトでしあわせになったりする。
自分を好きだと思う日もあれば、
自分のイヤなところばかり目に付くときもある。
「怖くない」と答えた34人は、
外側で起こることに気分があまり左右されないんだと思う。
セルフケアがきちんとできている、っていうかね。
もちろん、自分のケアは、まず自分でするべきだけど
どうしても上手くいかないとき、
「少なくとも、あの人はわたしの味方でいてくれる」
そう思えることは、ココロの救い。
そんな人に巡り合えた自分のことも好きになれるし。
自分が大切だと思っている人たちには
相手にも自分を大切だと思ってほしいし
気にかけてもらいたいじゃない。
だから努力もする。恋愛に限らず。
落とし穴は、単に「モテたい」と思っている場合。
「誰にも愛されない」と思うのは怖いけど、
「誰からも愛されたい」と思ってしまうのは、もっと怖い。
(ミワ)
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