人は初対面の人に出会ったとき、なんと1秒以内でその人のイメージを反射的に判断し、その後10秒で表情や動作、言葉などの情報を処理してしまうそう。
それが「第一印象」というもの。
たった10秒で自分のイメージが印象づけられてしまうなら、その10秒は勝負。
良い印象を与えるためには、どんなコツがある?
●印象の良い笑顔は口角の鍛え方がカギ
初めて会ったとき、笑顔がとても印象に残る人とそうでもない人がいる。
同じように笑顔をつくっても、そこに差が出てしまうのは、口角挙筋という口の両端にある筋肉をどれだけ使っているかによるそう。
口角挙筋を鍛えるには、上下の唇を内側に巻き込んだまま、口の両端をググッと持ち上げて5秒間キープ、を繰り返すと効果的。
●正面ではなく、斜めか横に座る
人間にはパーソナルスペースという心理的な縄張りがあり、他人がそこに侵入すると不安感や危機感のモトになるそう。
その距離は一般に正面が1m、横が30cm。つまり、初対面の人と話すときは、相手の正面に立つよりも斜めが横がベスト。そうすることで相手に変な圧迫感を与えてしまわず、マイナスイメージにつながらない。
●目を見て会話することの大切さ
人間は、考えている以上にずっと相手の視線を気にするもの。
自分が話しているときに、相手がどこを見ているかで相手の態度や気持ちを判断してしまいますね。
かといって、ジ〜っと見つめられつづけても却って話しにくいもの。
ベストな目線の合わせかたは、3秒合わせて1秒はずす。
ちなみに相手の話しはじめには、目線だけではなく、体の向きも相手の方向へ向けるとさらに印象アップ。
※参考資料:「non-no」 2002/4/1
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