不倫の理由は人さまざだが、その多くは正常な人間の本能からくるものだという。一方、自己破壊的で精神的に歪曲した「正常ではない」理由での不倫もある。アルバート・エリス氏によると不倫理由の内訳は以下のようになる。
【正常な不倫理由】
複数の異性との多様な性体験への願望
マンネリした性生活から抜け出し、刺激的な体験への欲求
夫婦間に性生活がなく、性欲を愛人で満たそうとする
社会の流行やまわりの環境に影響される
【正常でない不倫理由】
配偶者に怒りなどを感じているとき、不倫をすることでの復讐
配偶者に自分の価値を認めてもらえないとき、自己非難からくる自虐行為
異性との性行為でしか自分の性を実感できない
人間として活力がなく、不倫をすることでそれを取り戻そうとする
夫婦間、家庭内の問題のわずらわしさからの逃避
異常性癖を愛人で満たそうとする
人間は本能の欲求、精神的弱さ、自己実現への願望など、あらゆる理由から不倫を行う。
その理由が人間の摂理として正常化否かに関わらず、注目すべき点は、人は肉体や精神の飢餓感を癒すために不倫にはしる、ということだ。
※参考資料:「シークレットラブ・貴女のための不倫マニュアル」
ルーアン・リンキスト
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