「愛情」という言葉のもつ意味はあまりに多い。リーは恋愛を6つの型に分けている。
●マニア(狂気的な愛)
「もし恋人をもったらちょっとしたことで悩んだり嫉妬したりする」
●ルダス(遊びの愛)
「恋愛をゲームのように楽しみたい」
●プラグマ(実利的な愛)
「恋人を選ぶときは趣味や家柄などのつりあいを考えたい」
●エロス(美への愛)
「一目ぼれするほうだ」
●ストーゲイ(友好的な愛)
「異性との愛はじっくり時間をかけて育みたい」
●アガペ(愛他的な愛)
「愛する人のためなら命を捧げてもいい」
現代青年の恋愛では、マニア、エロス、アガペが恋愛の中心的な型であり、他の三つは特殊な恋愛を示す型だと言われている。また、リーの6つの型に対応させた質問を高校生に実施ししたところマニア型(狂気的)は男女ともに肯定していて、プラグマ(実利的)、ストーゲイ(友愛的)は女性に肯定が多いことがわかった。
※参考資料 「恋ごころの科学」 松井豊 サイエンス社
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