恋すると、食欲がなくなる…と、よく言いますね。これ、ホントらしいです。
プライナー(Pliner&Chaiken,1990)という人が中心になり、1990年に行なわれた実験の結果、「女は魅力的な男の前だと小食になる」という、興味深いデータが出ています。
プライナーらは、複数の男女を集め、クラッカー(具ののったもの)を用意し、「女同志で食べる場合と、男女で食べる場合では、どのくらい食べる量が違うのか」を調べました。すると、女の人は、女同志で食べる場合よりも、男の人とで食べる時の方が、明らかに食べる量が少なかったそうです。
さらに、実験参加者それぞれに聞き取り調査を行なったところ、女の人は「相手の男の人を魅力的と感じている度合いが強いほど、小食である」という結果がでたそうです。
※参考資料「社会心理学」(放送大学教材)
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