E.バーシャイドらによると、愛と好意は、以下の3つの点で異なっているそうです。
愛では、空想することが非常に重要な役割を果たしているが、好意ではもっと現実に結びついている。
愛の関係では、”可愛さあまって憎さ百倍”というような表現が使われるように、1人の人間に愛と憎悪が両立する。つまり正・負の感情を同時に持つことがある。これに対して好意の関係では、そのどちらかの感情(好きか嫌いか)しか持たない。
愛(特に恋愛)は、時間が経つにつれて弱まる傾向があるが、好意は時間が経つにつれて、より強まる傾向がある。
※書籍「図解雑学・社会心理学」(ナツメ社)より抜粋。
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