西欧や日本では、ウエストが「くびれ」ていて「胸の大きい」女性を、「プロポーションがいい」と思う傾向があります。この傾向に疑問を持ったイギリス王位カレッジ生物学教室のダグラス・ユーと、米国カリフォルニア大学バークレー校人類学教室のグレン・シェパード・ジュニア両博士は、西欧化されていない民族の男性は、どんな女性に魅力を感じるのか、調査を行ないました。
調査が行なわれたのはペルー南西部のヨミバト村。この村のマチジェンカ族の13〜60歳の男性約20人に、体重とスリーサイズが異なる女性の絵を見せたところ、一番人気は、「一番太っている女性の絵」だったそうです。
逆に、「ウエストにくびれのある女性」の絵に関しては、「死んだも同然」「下痢でもしているのかな」…という感想を持つ人が多かったそう。
民族が違えば、美の条件も違うんですね。
※書籍「恋愛の遺伝子」(著/山元大輔)より要約。
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