恋愛カウンセラー 安藤房子のオフィシャルサイト
恋愛カウンセラー 安藤房子のオフィシャルサイト
恋愛カウンセラー 安藤房子の恋愛ブログ
旧Heart Junction Diaryへ 恋愛カウンセラー 安藤房子の恋愛ブログ
恋愛カウンセラー 安藤房子のプロフィール
恋愛カウンセラー 安藤房子の事業内容
恋愛カウンセラー 安藤房子の著書
恋愛カウンセラー 安藤房子のメディア出演情報
恋愛カウンセラー 安藤房子の恋愛メルマガ
恋愛カウンセラー 安藤房子の恋愛コラム
恋愛カウンセラー 安藤房子のカウンセリング
恋愛カウンセラー 安藤房子へのお問い合わせ
恋愛カウンセラー 安藤房子のセミナー講演情報
恋愛カウンセラー 安藤房子のリンク
 
   
Love Text - Column - vol.146  …byアン

■ 男と女、会話の違い


彼と、ちっとも会話がはずまない
話しかけても上の空だし
ときどき
すごく嫌そうな顔をするし

こんなに話がはずまないのは
私をもう好きではなくなったから?
と思ってしまう

でも
よくよく考えてみると
彼と私は違う生き物
彼が楽しい会話と
私が楽しい会話は
微妙に違うのかもしれない

だったら
今度会うときには
彼が笑顔になるように話してみる
あるいは
彼をそっとしといてあげて
ふたりで沈黙を楽しんでみる





▼彼と、会話がはずまない

ときどき、
「彼との会話がちっとも楽しくないんです」
……という相談をいただきます。
つきあいはじめた頃は、とりとめのない話でもりあがれたのに、
つきあいが続くにつれて、彼と話がはずまなくなった。
そればかりか、話し方を注意されてしまうときも多くなった、
という人がけっこいるのです。

こうした悩みは、男女の脳の違いからきているように思います。

女性は、会話自体を楽しみたい生き物です。
家事など、手や身体を動かしながらでも会話を楽しめる生き物なのです。
一方男性の場合は、会話はなんらかの目的のためにする生き物ですし、
ほかのことをしながら会話をすることができません。
ですから当然、お互いがお互いの思うように話そうとしてしまうと、
どこかでつまづいてしまうのです。

では、男性は、どんな会話なら楽しんでくれるのでしょう。

▼その1:目的を先に知りたがる

女性は、物事の結論だけを男性に聞いてほしいわけではありません。
どちらかというと、なぜその結論に至ったのかという経過に
重点をおいて話をしたいところがあります。
でも、目的のない会話が苦手な男性にしてみると、
結論のない会話はとても苦痛なのです。
結論が先にわかっていれば、その後は安心して会話を
することができるのです。
まずは結論を話してから、経過を話してあげると、彼も
気分よく会話につきあってくれるのではないでしょうか。

ちなみに、男性にとっていちばん大きな目的とは、
女性を口説くことです。
ところが、女性を口説くまでの間は熱心に会話をしてくれた
彼でも、恋愛関係が成立してしまうと、相手を口説く必要は
もうないと考え、会話をあまりしなくなってしまうのです。
彼の“口説き欲”をちょっと刺激する意味でも、
いつもとは違うデートをセッティングしてみても
いいかもしれませんね。

 

▼その2:固有名詞を使ってほしがる

男性は、“それ”“これ”“あれ”などの代名詞があまり好きでは
ありません。
どちらかというと、具体的に、固有名詞で話すことを好みます。
ところが女性は、“それ”“これ”“あれ”が大好きなのです。

たとえば、彼と部屋でテレビを見ているときなどに、
女性はよく、こんな問いかけをしがちです。
「それ、取ってくれない?」
「あれ、どうなった?」
「これ、私に似合うかな?」

ところが、男性は、ふたつのことを一緒にはできない生き物。
テレビを見ているときは、テレビに集中したいのです。
なので、“それ”“あれ”“これ”という話し方をされてしまうと、
いったんテレビから目を離し、彼女が指すもの(こと)を
見なければならず、いらいらしてしまうのです。

今度のデートのときには、彼があまり頭を使わなくてもすむように、
以下のように話しかけてみてください。
「グラス、とってくれない?」
「そういえば、来週の出張、どうなったかな?」
「このピアス、私に似合うかな?」
というふうにです。

 

▼その3:具体的に話してほしい

女性は、感覚的に会話をすすめるところがあります。
そして、相手に伝えようという気持ちはあるものの、
心の状態を即座にすべて言語化することが、あまり得意では
ありません。

たとえば、ある女友達とひさしぶりに会って楽しかった、
ということを彼に伝えようとしたときでも、
「昨日、楽しいことがあったの……」
と話すなど、まずは伝えたい気持ちの一部を言葉にしがちです。
彼から
「なになに? どんなことがあったの?」
という問いかけをしてもらい、それに対してまた話すという
スタイルが好きなのです。

ところが男性は、もう少し具体的な情報をほしがります。
“いつ”“どこで”“だれと”“だれが”“どこで”“なにをした”
のかを、パッと話してほしいのです。

 

▼結論:自分がすこし変わるだけで

このように、男性と女性では、求める会話がもともと違うわけ
ですから、話がはずまなくなることもあることでしょう。
でも、お互いに、相手の立場にたって話してみると、意外と
また会話を楽しめるようになれるのです。

それならば、相手が合わせてくれるのを待つよりも、まずは
こちらがすこし合わせてみてはいかがでしょう。
すると、彼のほうも、会話に楽しく参加してくれますし、
女性の言い分も聞こうかな、という気持ちになります。

そして、ふたりがいい雰囲気になってきたときに、
「あなたにも、ちょっと私に合わせてほしいんだけどなあ」
と、やさしくお願いをしてみましょう。
彼がご機嫌なときなら、きっと一歩ゆずってくれるように
なると思います。

それから、もうひとつ。
彼と沈黙を楽しむというのも、ときにはいいかもしれませんね。
彼がテレビを見ているときは、そっとしておいてあげて、
その番組が終わってからゆっくりと話しかけてみると
いいかもしれませんよ。

そろそろホワイトデー。
彼との会話も沈黙も、どうぞ楽しんでくださいね。

【感情を変える方法】

【したいこと、してほしいこと】

【勝手な彼】

【お願い上手になる】


【プロフィール】
安藤房子(あんどう ふさこ)
ハート・ジャンクション主宰。恋愛カウンセラー。
NPO法人ウインク認定オンラインカウンセラー。

プロフィール詳細
メディアでのお仕事・紹介など
恋愛カウンセラー 安藤房子の著書
恋についてのあれこれ、思うこと(ブログ)

●お仕事・講演会のご依頼、はメールでお願いします。

   

Copyright(c)2002-2006 F.A.Office. All Rights Reserved.