▼視覚派、聴覚派、接触派
先週は、相手の人の言葉や行動を真似ると親しくなりやすい
というお話しをしましたよね。
真似る勇気がないときには、頷きや相槌をちょっと増やすだけでも効果的。
そんなお話しをしました。
今日は、ちょっとだけその続きを。
人間は大きく、視覚派、聴覚派、接触派の3つのタイプに
わかれるのですが、相手のタイプにあわせた話し方をすると、
親密な関係を築きやすくなるんですよね。
では、相手がどんなタイプかを見極めるにはどうすればいいか
というと、
相手がどんな言葉を多用しているのか、
を、チェックすればいいんです。
たとえば、相手の人が「目にやさしいよね」とか「目に浮かぶ」など
ビジュアル的な言葉を使う人なら“視覚派”。
「ドッと押し寄せてきた」とか「〜の音みたい」など
音に関する言葉を多用する人なら“聴覚派”。
「鳥肌がたった」とか「あの映画にはしびれたね」など
身体的感覚の言葉を使う人なら“接触派”。
相手のタイプに合わせて言葉を選んで話してみてくださいね。
▼自分に自信を持つために
さて、パーティーでの会話術のお話をしてきましたが、
「テクニックを理解しても、なかなか行動にうつせない」
という人もいらっしゃいますよね。
初対面の人とうまく話せない。
緊張してドキドキして声をかけられない。
そんなふうに、自分に自身を持てないという方へ、
これまでもこのコラムで
「自分の長所をノートに書いてみる」
など、いくつかの方法をご紹介してきました。
が、一番てっとり早いのは、
メイクやファッションをガラッとかえる
という方法かもしれません。
プロにヘアメイクをしてもらったときの方が、
女の人は男の人にグンと近づいて会話をするようになるし、
男の人からの賛同を得やすい。
そんな実験結果も出ているんです。
▼芸能人もメイクで自信をつけていくもの
実際、私が普段の仕事を通して、メイク=自信につながるんだなあ
と実感することが多いんですよね。
私は普段、恋愛家カウンセラーをしながら
キャスティングやコーディネートの仕事もしている関係で、
女優やタレントが楽屋でメイクをしてもらう姿をよく目にするのですが、
彼女たちも、プロメイクの前と後では、
身のこなしや仕草、話し方までガラッとかわってしまうんです。
女の人って、
外見を整えることで、どんどん自身をもっていくものなんだなぁ…
と、つくづく感じます。
実は私も、今年は何度か、
プロの方にメイクをしていただきました。
私はもともと、メイクをするのがとても苦手。
で、ちょっと自分に気合いを入れたい仕事のときに、
プロのヘアメイクの方にメイクをしてもらったってわけです。
プロの方はとてもほめ上手ですので、
メイクを終えたあとに
「うん、すごくキレイになったよ」
なんて言ってくれます。
すると、なんだかこちらもそんな気になったりします。
不思議なもので、やはりいつもよりも自分に自信が出てきて、
堂々と仕事をすることができました。
1日のメイクに数千円はちょっと高いかもしれませんが、効果は絶大。
「今日が勝負」
というパーティーのときなどには、
ぜひプロの腕をかりてみてくださいませ。
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