彼が、自分の思うように動いてくれないとき。
ついついヒステリックに怒ったりしていませんか?
「ちょっと、服をリビングに脱ぎ散らかさないでよ!」と怒鳴ったり。
「まったくあなたは、家にばかりこもってるダメな人よね。たまには外に連れて行ってよ!」と泣きわめいたり。
こうして、彼を責めたてる女の人は、厳格な両親に育てられた人に多いようです。そして、両親のもとから独立したときに、両親の厳格な部分を受け継いでしまったのです。
でも、彼を責めても、なにも問題は解決しません。言えば言うほど、彼はかたくなに、あなたの言うことに耳を傾けなくなるでしょう。
責めれば責めるほど、彼はあなたから逃げたくなるでしょう。
ふたりの関係が悪化していくだけです。
彼に自分の要望を伝えたいときには、まずは、彼の存在と考え方を認めてあげることが大事です。
彼が服を脱ぎ散らかしていたら、
「あぁ、今日は疲れているのね。仕事が大変だったのね」
と、やさしくしてあげる。
彼が家にばかりこもっていたら、
「ゆっくり部屋でくつろぎたいのね。コーヒーでもいれよっか?」
と、サービスしてあげる。
まずは、自分が相手を理解しようという姿勢を示すことが、大事なのです。
そうすると、彼は、「あ、この人は自分を理解しようとしてくれてるな」と感じるでしょう。そして、あなたの要望を受け入れる態勢になるのです。
自分を理解してくれてるなと感じたときに、人は心を開きます。
相手の要望を受け入れようとします。
彼に不満があるときには、まずは、あなたが彼にやさしくしてあげてくださいね。
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